世界三大映画祭の一つ、第76回ベネチア国際映画祭で、新作「真実」が開幕作品に選ばれた是枝裕和監督が28日、開幕式に先立ち、主演のカトリーヌ・ドヌーブさんらと共に公式記者会見に臨んだ。
是枝監督は、ドヌーブさんらに何度も取材して製作したといい「女優という人生を送っている方たちの生の言葉をどのように脚本に生かすか。数年にわたった作業が結実したのが『真実』です」と話した。
同作は最高賞「金獅子賞」を競うコンペティション部門に出品。ドヌーブさん演じるフランスの大女優とその娘(ジュリエット・ビノシュさん)の関係を軸にドラマを描いた。
ドヌーブさんは「この役は私に似ています。この女優を演じることが楽しかった」と語り、ビノシュさんは「是枝監督と仕事をし、ドヌーブと共演でき、夢が全部かなった」と笑顔を見せた。主要賞の結果は9月7日(日本時間8日)に発表される。(共同)
https://www.sankei.com/entertainments/news/190828/ent1908280009-n1.html
2019-08-28 13:37:00Z
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