お笑い芸人の脳みそ夫(41)が14日、ツイッターで、12日の日本テレビ系情報番組「スッキリ」(月~金曜午前8時)内のコーナーでアイヌ民族の女性を取り上げたドキュメンタリー作品を紹介した際のアイヌ民族を傷つける不適切な表現を謝罪した。

ツイッターに、直筆の文書を掲載する形で「この度は、ドキュメンタリー作品の出演者ならびにアイヌ民族のすべての皆さまにお詫び申し上げます。今回の件で僕の勉強不足を痛感しました。知らなかったとはいえ、長い年月にわたりアイヌの皆さまが苦しまれてきた表現をすることになってしまいました。大変申し訳ございませんでした」と謝罪した。

所属事務所タイタンの太田光代社長の知人の力添えで、同作品の出演者に会う機会を得たといい「誠心誠意謝罪の気持ちを伝えて参ります」と報告。さらに「許されるなら、これを機にアイヌの皆さんの歴史や伝統、文化の勉強をしていきたいです」とし、「今後は僕なりの表現で勉強したことをお伝えできるよう頑張ります」と記した。

最後に同作品「Future is MINE-アイヌ、私の声-」について「是非みなさまに観ていただきたいと思います」とつづり、続く投稿で、作品の紹介ページもツイートした。

また、太田社長もこの日ツイッターを更新し「この問題に関しまして。私及び弊社としましても重大な問題であると考えております。真摯に受け止め、関係者の皆様に誠心誠意対応させていただく所存です」とつづった。

番組内で同作品を紹介した際に披露した謎かけにアイヌ民族に対して差別的な表現があり、日本テレビは12日、「放送内容に、アイヌの方たちを傷つける不適切な表現があった」として、同日夕方のニュース番組や、「スッキリ」の公式サイトで謝罪した。