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次期朝ドラ 撮影現場写真公開 - auone.jp

連続テレビ小説『おちょやん』100年前の道頓堀が再現されたオープンセットで撮影時の杉咲花(右)と篠原涼子(左) (C)NHK

 NHKで11月30日から放送開始予定の連続テレビ小説第103作『おちょやん』の撮影現場からヒロイン・千代を演じる杉咲花と、千代と関わりの深い人物を演じる、篠原涼子、トータス松本、成田凌の写真が公開された。

 同ドラマは、女優の道を生き抜き、「大阪のお母さん」と呼ばれるようにまでなった、ひとりの女性の物語。大阪の南河内の貧しい家に生まれた少女が、奉公に出ていた道頓堀で芝居のすばらしさに魅了され、女優の道を歩む半生が描かれていく。

 公開された写真は、残暑厳しい9月上旬の京都、100年前の道頓堀を再現したオープンセットで撮影していた時のもの。

 薄紫色の着物姿の篠原が演じるのは、道頓堀に奉公に出された千代を一人前のお茶子へと育て上げる、芝居茶屋「岡安」の女将・岡田シズ。初めてオープンセットに入った日、篠原は、精巧なオープンセットを見回して「素敵! すごいセット!」と手を叩いて、スタッフの仕事ぶりを称えたそう。篠原と杉咲が笑顔で言葉を交わす姿は微笑ましく、2人がいると撮影現場は一層華やかな雰囲気に。劇中の篠原は、威厳と気品を兼ね備えた女将として、千代に対して、厳しくも温かみのある佇まいで接していく。

 トータスが演じるは、千代の父親・竹井テルヲ。杉咲との共演シーンでは、二人とも表情は真剣そのもの。程よい緊張感の中、無事にシーンの撮影が終了すると、途端に達成感のある笑顔に。公開された2ショットを撮影する際も松本が笑顔で「あ! 陽ぃ出てきた!」と声をあげると、杉咲が応えるように笑顔で「めっちゃまぶしい!」と一言。そんな何気ないやり取りの端々からも、本当の父娘のような和やかな空気を漂わせていた。

 そして、成田は、のちに千代の伴侶となる天海一平役を演じる。幼少期から、父・天海天海(あまみ・てんかい)の劇団で役者として舞台に立ち、芝居茶屋「岡安」にも出入りする一平は、お茶子として働く千代とも顔なじみ。千代の成長と共に描かれることとなる一平との関係は見どころの一つ。これまでドラマや映画、CMで何度も共演してきた杉咲と成田は、撮影の合間も冗談を言い合いながら楽しそうに撮影していた。

 杉咲は「篠原さんのチャーミングなお人柄が、厳しくも愛のあるシズさんの中にそっと潜んでいるからこその温かさ、だめだめなお父ちゃんだけれど、それでも千代が手を差し伸べてしまう理由を現場に立って強く実感したのはトータスさんが演じられているからこそだと感じています。そして一平とのシーンの時だけに感じられる安心感は、きっとこれまでに成田さんと数々の作品でご一緒させていただいた今までの時間を含めて、お互いに培ってきたものが役ともリンクしているのではないかなと感じていて、出会うべくしてお互いにこの役と出会えたのではないか、と私は勝手に思ってしまっています。素敵な共演者の皆さまとの時間を、これからも大切に過ごしていきたいと思います」と、話していた。

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2020-09-26 07:00:00Z
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