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岸谷五朗&寺脇康文、三浦春馬さんを偲ぶ「家族でした」「悲しい」 - ORICON NEWS

 俳優・岸谷五朗寺脇康文は11日、チャリティーイベント『Act Against Anything VOL.1「THE VARIETY 27」』(12月1日、東京・日本武道館)の開催決定の発表を受け、2人の演劇ユニット「地球ゴージャス」のツイッターで、共にチャリティー活動に取り組んできた三浦春馬さんを偲んだ。

 岸谷の呼びかけで1993年からスタートし、近年では岸谷、寺脇、三浦さんの3人を中心に行われてきたエイズ啓発ライブイベント『Act Against AIDS「THE VARIETY」』が、幅広い支援を目指し、名称を『Act Against Anything』に改め、12月1日の日本武道館公演から再スタートすることに。この発表を受け、岸谷と寺脇は三浦さんへの追悼コメントを投稿した。

 岸谷は「キレイな男でした。清らかな男でした。真っすぐな男でした。稽古場で春馬を呼ぶ際、間違えて息子の名を叫んでしまう事が多々ありました。・・・それだけ、私にとって春馬は「家族」でした」と存在の大きさを明かし、「あの日・・・「真剣」に「本気」で時間を数時間戻せないか考えている自分がいました」「時間をほんの数時間戻せたら、春馬を「とりもどせた」そう思ったのは私だけではなかった筈です。「驕り」かもしれませんが・・・それほど、我々や近くにいたスタッフにとって、この悲しみの終着点は見えないままです」と胸中を吐露した。

 「『四十九日』を終え、私の中で春馬から授かった『確かなもの』と共に、前に進む為の幾つかの事を整理し実行しなければと思っています。1993年から始めたAIDSの子ども達への支援、12月1日世界AIDS Dayの「Act Against AIDS」のチャリティコンサート。気づけば、数年前から春馬が私の右腕となり必死に参加してくれるようになりました。

 我々AAA THE VARIETYチームはラオスにAIDS診察のできるドクター、スタッフを揃え小児病棟を設置する目的を持ち、お客様の貴重なチケット代により2015年に叶えることができました。春馬は自らラオスの小児病棟に視察に行ってくれて、役者ができるチャリティを探求し力を注いでくれました」

 三浦さんとの活動を振り返り、「十代から幼き末っ子であった春馬が気づけば、たくましき長男になっていて、その長男『春馬と共に誓った志』に愛するスタッフ達も強い意志で賛同してくれました。『一人でも多くの子ども達の命を救いたい』と言っていた春馬はもういません。でも、その時の彼の意志は紛れも無く揺るぎないもので、その意志を継ぎ、コロナ禍に負けず!仲間達と共に手に手を取って武道館チャリティを開催したいと思っています」と決意を新たに。「このライブには、いつも必ず春馬が一緒に舞台上にいてくれる事でしょう。皆で春馬と共に・・・」と結んだ。

 一方の寺脇は「みんなが大好きだった春馬。未だに、意味がわからない。訳がわからない。信じられない。心の整理がつかない」とつづり、「春馬と一緒に過ごした、様々な場面、愛くるしい笑顔、凛々しい横顔、共に乗り越えた、苦しくも楽しかった稽古、本番でお客様に大きな拍手をいただいた喜びを分かち合い、旨い酒を呑んだあの時。春馬との、かけがえのない思い出が、そして、眠るように穏やかだった、最後の顔が、1日に、何度も、俺の頭に、フラッシュのように、浮かび上がる。悲しい」と悲嘆した。

 それでも岸谷同様に決意を新たにし「春馬はいつも、見ていてくれているはず。春馬と取り組んでいこうと誓った、AAA、アクトアゲインストエニシングを、春馬の意志と共に、開催します。春馬と一緒に、頑張ります。皆さんも、どうか、春馬の思いを、繋げてください」と呼びかけた。

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2020-09-11 10:13:44Z
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