バス歌手として国際的に活躍した岡村喬生(おかむら・たかお)さんが6日、慢性腎不全で死去した。89歳だった。葬儀は近親者で済ませた。喪主は長男、康生氏。
東京生まれ。新聞記者を目指し早稲田大に入学後、声の大きさを買われてグリークラブに入り、声楽の道に進んだ。同大卒業後にイタリアへ留学。1960年、フランスのトゥールーズ国際声楽コンクールで優勝。オーストリアのリンツ市立歌劇場やドイツのキール、ケルンの歌劇場などヨーロッパで活躍後、79年に帰国した。シューベルトの歌曲集「冬の旅」の公演を晩年まで続けたほか、日本でのオペラ普及に尽力し、日本人が日本語で上演する「国民オペラ」の創作にも取り組んだ。テレビ番組の司会や文筆活動など幅広い分野で活躍し、「ヒゲのオタマジャクシ世界を泳ぐ」などの著書は軽妙な文章で人気を博した。
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2021-01-08 10:57:37Z
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