「1作品での最大は何役?」という質問に、声優歴6年の『アナと雪の女王』シリーズ・オラフ役などで知られる武内駿輔(23)は「1作品で15役くらい。通行人とかの全部ですけど、予算がない作品だといろんなものを1人でやらなくてはいけない」と説明。
そんな中で声優歴30年を超える山寺は「短編の短いやつのアニメで、(1作品1人で)50役というのがありましたね」と明かすと、スタジオは「50!?」と驚きの声。
山寺が1人50役を担当したのはアニメ『彼岸島X』(2016年〜2017年)。人間のキャラクターはもちろん、吸血鬼1、2、3と吸血鬼を演じ分け、さらに、犬、猫、生き物ではない焚き火も担当した。スタジオでは、そんなアニメを見ることになり、エンドロールでは「明 山寺宏一」「師匠 山寺宏一」「戦闘員1 山寺宏一」「戦闘員2 山寺宏一」「焚き火 山寺宏一」などと、“山寺宏一”だらけの文字が流れた。
スタジオではゲストから驚きと笑い声が出る中、「なんでこれをやることになったのですか?」の質問に、山寺は「経費削減…。若手がいっぱいやれ!というのはわかるのですが、(声優業)30数年やってこれですから!」と苦笑いしていた。
スタジオには声優代表として、山寺や武内のほか、石川由依、小野友樹、梶裕貴、潘めぐみ、三森すずこ、森久保祥太郎、諸星すみれが出演した。
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2021-02-23 11:03:20Z
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