今作は、事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁。事件そのものを解決するだけでなく、遺族の心情をも救う優しさと、超マイペースで空気を読まない不思議キャラで、視聴者を虜にしてきた刑事・糸村聡(上川)の活躍を描く。 最新スペシャルの舞台は、瀬戸内海に浮かぶ架空の島“蒼海島(あおみじま)”。はじまりは、京都市内で不動産会社の営業スタッフ・坂上千尋の遺体が見つかった事件。調べたところ、彼女はかつて蒼海島出身の男性と結婚し、島で暮らしていたことが判明します。さらに最近、蒼海島の土地売買をめぐって島民とトラブルを起こしていた事実も浮上する。
そんな中、糸村は被害者が持っていた神秘的なガラス玉に魅せられ、蒼海島のガラス工房へ。そこで出会ったのは、被害者の元夫でガラス職人の相良克典。彼は、糸村も驚きを禁じ得ない人物で…。
今作では、岡山・鹿久居島でロケを敢行。上川はのどかで美しい風景に包まれた撮影を「岡山まで足を伸ばしたことは初めてでしたので、とても新鮮でした。また、内容的にも視聴者のみなさまに喜んでいただきつつ、驚いていただけるような“仕掛け”もあり、とにかく撮影は日々楽しかったです」と振り返っている。
上川が意味深に予告するこの“仕掛け”とはシリーズ史上初となる驚きのメインゲストを迎えること。糸村が衝撃をもって対面する男・相良を演じるキャストだ。「僕自身、ここまで物語を重ねてきたにもかかわらず、まだ『遺留捜査』には盛り込める“何か”があるということに、驚きを隠せませんでした」と顔合わせに大興奮。
「今回はみなさまに“とっておきの仕掛け”を用意して、新たな『遺留捜査』をお届けできることが本当にうれしく思います。どうぞ、スペシャルの放送に御期待下さい」と呼びかけている。
■上川隆也コメント
――1年ぶりに風変わり刑事・糸村聡が帰って来ます!スペシャルが決定したときのお気持ちを教えてください
なによりも視聴者のみなさまがもう一度『遺留捜査』を見たいというお声を上げてくださったこと。みなさまの声が届いたからこそ、スペシャルの制作が決まったのだと思いますし、それがこの作品の“原動力”となっています。唯々(ただただ)「ありがとうございます」という気持ちしかありません。
――離島を舞台に謎が進行するストーリーですが、島でのロケはいかがでしたか?
『遺留捜査』の舞台が京都に移ってからは、撮影場所を滋賀や兵庫・神戸など隣県に求めることはありましたが、岡山まで足を伸ばしたことは初めてで、とても新鮮でした。
また、内容的にも視聴者のみなさまに喜んでいただきつつ、驚いていただけるような“仕掛け”もあり、撮影は日々楽しかったです。
――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします。
2011年に『遺留捜査』が誕生して、干支が一周しました。連続ドラマとしては7シーズン、スペシャルは本作が11本目となり、本当に“幸せな作品”になったと思っています。これもひとえに視聴者のみなさまのおかげです。
今回はそんなみなさまに“とっておきの仕掛け”を用意して、新たな『遺留捜査』をお届けできることを、本当にうれしく思います。僕自身、ここまで物語を重ねてきたにもかかわらず、まだ『遺留捜査』には盛り込める“何か”があるということに、驚きを隠せませんでした。どうぞ、スペシャルの放送にご期待ください。
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2023-08-20 21:00:00Z
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