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前田敦子、太田プロから独立 30歳を機に決断「身の丈に合った歩幅で」 - ORICON NEWS

 女優の前田敦子(29)が、所属する芸能事務所・太田プロダクションとの契約を今年12月31日に終了することが22日、分かった。同日に事務所の公式サイトで発表された。関係者によると、移籍ではなく円満独立。今後はフリーで活動していく。

 公式サイトでは「前田敦子に関するご報告」と題し、「この度、前田敦子が2020年12月31日をもって弊社との所属契約を満了し、今後はフリーとして活動してゆくことになりましたことをお知らせいたします」と報告。「所属という形ではなくなりますが、引き続き出来る限りのサポートを続ける所存です。前田敦子を今後ともどうぞ宜しくお願いいたします」としている。

 前田もコメントを発表した。「私、前田敦子は2020年12月31日をもって、14年間お世話になった太田プロダクションとの所属契約を円満に終了し、新たな道を歩き出すことをご報告させていただきます」と発表。「不器用な私をここまで育ててくださった太田プロダクションのみなさんには、感謝の言葉しかありません。来年30歳を迎えるにあたりこれからの人生を考えた時に、もっとしっかりしなければいけないなと思い、ずっと甘えさせていただいた環境から一歩踏み出すことを決心しました」と独立の理由を語った。

 「海外のお仕事のお話、ファッションに関するお話、いろいろいただいていますが、何一つ具体的なことは決まっていません。果たして私なんかにそんなことができるのでしょうか? これから一つ一つ身の丈に合った歩幅で歩いて行けたらと思います」と決意を新たにした。

 「AKB48の一員としてデビューしてから、ファンの皆さま、秋元先生、関係者の皆さま、多くの皆さんに支えられ、見守られて来たからこそ、どうにか今日までお仕事をして来られました」とし、「そして、こんなわがままな私の思いをいつもやさしく受け止め、理解してくださった太田プロダクションにいつか恩返しができるように、役者として精進したいと思います」と言葉に力を込めた。最後に「不安はいろいろありますが、私にとっては、AKB48から卒業した時のようにワクワクもしています。これからも応援していただけたらうれしいです」と呼び掛けた。

 前田は1991年7月10日生まれ、千葉県出身。アイドルグループ・AKB48の元メンバーで第1期生。愛称は“あっちゃん”。ほとんどのシングルでセンターを務めた“絶対的エース”で、“神7”の1人としてグループを牽引した。2011年、映画『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』で初主演し、挿入歌のシングル「Flower」でソロデビュー。2012年8月、AKB48を卒業。女優として、NHK大河ドラマ『龍馬伝』、フジテレビ系ドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011』、TBS系ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』などに出演。18年7月、俳優の勝地涼と結婚。19年3月、第1子男児を出産した。

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2020-12-22 01:02:44Z
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