藤井聡太三冠が叡王獲得後の初対局で黒星…棋王戦挑戦者決定Ｔ敗退 - スポーツ報知

　将棋の藤井聡太三冠＝王位、叡王、棋聖＝が１７日、大阪・関西将棋会館で指された第４７期棋王戦挑戦者決定トーナメントで、先手の斎藤慎太郎八段に敗れ、ベスト８入りを逃した。

　藤井は、１３日に豊島将之竜王から叡王を奪取し、三冠となって初の対局。今期の名人戦に挑戦した“西のプリンス”斎藤八段に屈し、通算対戦は３勝４敗となった。

　同タイトルは渡辺明名人＝棋王、王将＝が９期連続で保持。藤井は初参戦した第４３期と、４４期の２年連続で決勝トーナメントに進んだが、いずれも初戦突破ならず。４５、４６期は予選で敗退しており“鬼門”の棋戦となっている。

　藤井は今期中に七番勝負（１０月８、９日開幕）で豊島に挑戦する竜王に加え、渡辺名人が持つ棋王、王将と、六冠となる可能性を残していたが、この敗退によってファンの夢は最多でも五冠となる。

　斎藤八段は次戦は郷田真隆九段とベスト４入りを争う。

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2021-09-17 10:55:00Z
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