渡辺明王将(37)への挑戦者を決める第71期ALSOK杯王将戦リーグ(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、ALSOK特別協賛)の藤井聡太竜王(19)―近藤誠也七段(25)戦が19日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、藤井が91手で勝って開幕から5連勝で1位を確定させ、最終局を待たずに王将戦初挑戦を決めた。藤井は13日に竜王を獲得して史上最年少4冠になったばかりで、次は5冠をかけて王将戦に挑む。渡辺との七番勝負第1局は来年1月9、10日、静岡県掛川市の掛川城二の丸茶室で行われる。
七番勝負開幕時、藤井は19歳5カ月で、2011年の第60期に豊島将之六段(当時、現九段)がうち立てた王将挑戦の最年少記録(20歳8カ月)を更新する。
藤井は対局後、「王将リーグでは結果があまり出せてなかったので、挑戦権を獲得できてうれしく思う。結果として自分の実力以上の成績が出せたのかなと思う」と話した。
渡辺と藤井はこれまで9局対局し、対戦成績は藤井の8勝1敗(未放映のテレビ対局を除く)。名人・棋王を併せ持つ3冠の渡辺にとって、藤井は珍しく大きく負け越している相手だ。昨年と今年は棋聖戦五番勝負で連続して対戦し、昨年は3勝1敗で藤井がタイトルを奪取。今年は3連勝で藤井が初防衛を果たした。王将戦七番勝負では両者が初めて2日制で対局する。
藤井は「渡辺王将は作戦巧者で序、中盤の戦略が優れている印象で、特に2日制だと深い考えを持って指されていると思うので、そこにしっかり対応できるように頑張りたい」と抱負を話した。
7人が参加して行われた今期の王将戦リーグは、藤井が豊島九段(31)や羽生善治九段(51)らに連勝して首位を走り、近藤が追う展開となっていた。【山村英樹、武内亮】
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2021-11-19 12:59:31Z
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