綾野剛が主演を務める日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系)の初回が6月26日に放送され、世帯平均視聴率11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。ネット上では「思ったより低い」と驚きの声が相次いでいる。
『オールドルーキー』は、現役を引退したサッカー元日本代表・新町亮太郎(綾野)が、スポーツマネジメント会社「ビクトリー」で働き、現役アスリートのエージェントとして奮闘するヒューマンドラマ。脚本はNHK連続テレビ小説『まんぷく』(2018年度後期)などを手がけた福田靖氏、演出は『テセウスの船』(20年1月期)や『ドラゴン桜』第2シリーズ(21年7月期)といった「日曜劇場」枠の作品も担当してきた石井康晴氏が名を連ねている。
初回では、新町が移籍したJ3・ジェンマ八王子が突如解散。新町は37歳という年齢と、ビジネススキルのなさがネックとなり、移籍先どころか就職先も見つからず途方に暮れる。そんな中、「ビクトリー」社長の高柳雅史(反町隆史)に拾われ、契約社員として雇ってもらえることに。手始めに、ドイツで活躍するサッカー選手・矢崎十志也(横浜流星)のアスリート契約を目指し、本人にプレゼンする……という展開だった。
「綾野はほぼ出ずっぱりで、まさに“綾野剛劇場”といった印象。初回放送後、ネット上では明るく楽観的な主人公を演じた綾野に対し、『やっぱり演技うまいなあ。綾野にしては珍しい役柄だけど、見事に演じてた』『サッカー選手役なんてできるのかなあと疑ってたけど、ちゃんと役になりきっててすごい!』と称賛の声が続出しました。しかし、そんな高評価とは裏腹に、視聴率は同枠にしては『微妙』と言わざるを得ない11.2%。同枠で初回が12%をきったのは、20年1月期の竹内涼真主演『テセウスの船』以来のことです。ただ、『テセウスの船』は最終回19.6%まで上昇したため、『オールドルーキー』も今後の伸びに期待したいところですね」(エンタメ記者)
数字的には苦い滑り出しとなった『オールドルーキー』。放送前には、これまで綾野をYouTubeで“口撃”してきた“ガーシー”こと東谷義和氏の影響により、「スポンサーが降りるのではないか」と懸念されていたが……。
「『日曜劇場』のスポンサーを務めているサントリー、花王、スバルなどは、『オールドルーキー』でも継続。東谷氏が“綾野は未成年に酒を飲ませ、ホテルで淫行に及んだ”と暴露したことから、特にアルコール商品を扱うサントリーの動きが注目されていましたが、初回放送時には『金麦』や『トリス』など、同社5商品のCMが何度も流れていました」(同)
最悪の事態を回避した『オールドルーキー』だが、初回放送翌日の27日、東谷氏がTwitterで「おい、綾野剛、マタさん、トライストーン 広告2件も6月いっぱいで打ち切られたらしいやん それぞれが精査して、あんたらと付き合いしたら火傷するって、正しい判断をされたんやと思うわ」と投稿。このツイートには、サントリーとロッテのアカウントも添えられている。
「綾野は現在、サントリーのウイスキー『碧Ao』と、ロッテのチョコレート『カカオの恵み』のCMに出演中。真偽は不明ながら、東谷氏いわく、今月いっぱいで綾野のCM契約が打ち切られるとのことで、ネット上では、公式サイトに掲載されている綾野の画像や動画が、7月1日に消されるか否かが注目されています。一方、サントリーは『日曜劇場』に変わらず出稿を続けていますが、“ドラマに罪はない”という考えなのかもしれません」(同)
『オールドルーキー』で、あらためて演技派の一面を見せつけた綾野。ひとまず主演ドラマが無事に放送開始したことに、今ごろ胸をなで下ろしていることだろう。
最終更新:2022/06/28 12:19
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2022-06-28 03:19:00Z
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