2020年07月09日20時22分
将棋の最年少棋士、藤井聡太七段(17)が渡辺明棋聖(36)=棋王、王将と合わせ三冠=に挑戦する第91期棋聖戦5番勝負の第3局が9日、東京都内で指され、後手の渡辺三冠が142手で勝ち、1勝2敗とした。藤井七段の3連勝での初タイトル獲得はならなかった。第4局は16日に大阪市で指される。
対局終了後、渡辺三冠は「状況が苦しかったので開き直っていこうと思っていた。一つしのぐことができたので、この勢いでまた頑張りたい」と語った。藤井七段は「普段通りに臨めたが、幾つかミスが出てしまったのは実力かなと思う。きょうの内容を反省して、次につなげたい」と話した。
第3局は、午前のうちに終盤に突入する異例のスピード展開となった。終盤に入って猛攻を仕掛けた渡辺三冠が、藤井七段の反撃をぎりぎりでしのぎながら相手玉を討ち取った。
第4局で藤井七段が勝って棋聖位を奪取すると、17歳11カ月での達成となり、屋敷伸之九段(48)が持つタイトル獲得最年少記録(18歳6カ月)を30年ぶりに塗り替える。
藤井七段は棋聖戦と並行して王位戦でも挑戦者となっており、1、2日に行われた第1局は木村一基王位(47)に先勝した。第2局は13、14日に札幌市で指される。
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2020-07-09 11:22:00Z
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