小日向文世&渡辺大知がゲスト出演
ミュージシャンとして活躍し、俳優としても数多くの作品に出演している渡辺が演じるのは、外国人留学生を受け入れている日本語学校の事務員・水森祥二朗(みずもり・しょうじろう)。第5話では、日本人店員を狙ったコンビニ強盗が同時刻に複数の店舗で発生する。その共犯の疑いをかけられたのは、自身もコンビニで働いているベトナムからの留学生、チャン・スァン・マイ(以下:マイ)。外国人というだけで疑われるマイを、伊吹(綾野)と志摩(星野)はボディーガードという体で見張ることに。見張り捜査を進める中で、マイが日本語学校に通っていることが分かり、二人は学校を訪ね事務員の水森から話を聞く。そこで外国人留学生の現実を知ることになり…。
マイを演じるのは女優・フォンチー。彼女自身もマイと同じくベトナム人だ。日本に夢を抱いてやってきた留学生役を体当たりで演じる。そして渡辺演じる水森は物語にどう関わっていくのか。外国人留学生と今の日本の実態について深く踏み込んでいく第5話のタイトルは「夢の島」。このタイトルに隠されたメッセージとは?
今回の出演に関して渡辺は「綾野剛さん、星野源さんというありそうでなかったバディものにワクワクしました。メッセージ性の強いストーリーですが、個性的なキャラクターの方々が、時には笑いも交えつつ本気でぶつかり合っているところがキラキラしていて魅力的だと思いました。今回出演する5話は、いろんな立場の人物がそれぞれの場所で懸命に生きている姿が描かれているところが見どころだと思います。自分もこのドラマを通して生きることについて考えるきっかけにしたいと思いました」と語っている。そして、演じる役によって全く違う顔を見せ、見る人を魅了する小日向が本作で演じるのは、綾野演じる伊吹の師匠・蒲郡慈生(がまごおり・しげお)。第2話で伊吹が志摩に「一人だけ信じてくれる人がいたんだ…」と語っていたが、その人物こそが蒲郡で、伊吹にとっての師匠であり恩人である。そんな蒲郡だが、現在は刑事を引退し市営の外国人支援センターで働いている。伊吹が「ガマさん」と呼び信頼を寄せている蒲郡との関係に要注目だ。また、小日向は綾野が共演を熱望した俳優。今回念願が叶った綾野は、撮影時には緊張しながらも少年のような笑顔を浮かべ、恩師への愛情溢れるシーンになった。
第5話あらすじ
日本人店員が勤務するコンビニを狙った強盗事件が同時発生する。伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)は、現場周辺の店舗でコンビニ店員に扮して張り込みを行うが、なんと、その店舗も強盗に襲われてしまう。さらに付近の店舗も次々と強盗に襲われるが、マークしていた捜査員によって一斉に確保される。犯人は外国人で、その大半が低賃金で労働する元技能実習生だった。伊吹と志摩も同様に犯人を捕まえるが、2人に仕事を教えた留学生のマイ(フォンチー)が勤務する別店舗では、犯人を取り逃がしていた。
その1件が発端で、マイに共犯の容疑がかかってしまう。伊吹と志摩は、マイの関係者から話を聞くために彼女が通う日本語学校の事務員・水森(渡辺大知)を訪ねるが…。
そんな中、伊吹は恩師であり元刑事の蒲郡(小日向文世)に会いに行く。今は外国人支援センターで働く蒲郡から外国人労働者の実態を知った伊吹は、思わぬところから事件の真相に迫ることになるのだが…。(modelpress編集部)
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2020-07-17 13:54:00Z
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