10月16日の公開以来、わずか3日間で興行収入46億円を突破し、動員数は342万人を記録した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」。歴代の日本映画の興行収入でも上位に入ることは確実視されており、もはや「社会現象」と言っても過言ではない快進撃を見せている。芸能人や著名人の間でも『鬼滅の刃』はしきりに話題になっており、キャラクターのコスプレなどを披露するタレントも少なくない。 【画像】色っぽい! 元人気グラドルの「禰豆子コスプレ」 私も遅ればせながら劇場に足を運ぶことにしたが、テレビやSNSで人気ぶりを知ったのか、ふだんはアニメや漫画にほとんど興味がない知人まで観たいと言い出した。正直なところ『鬼滅の刃』の原作漫画・アニメともに見ていない知人に今回の「無限列車編」の映画が理解できるのか疑問だったが、本人が「どうしても」というので一緒に行くことに。 映画の内容についてはあえて説明するまでもなく「最高」のひと言に尽きる。テレビアニメ版と同様、制作会社「Ufotable」が完璧な映像に仕上げ、声優陣の魂のこもった演技に劇場内のアチコチからすすり泣く声が聞こえてきたほどだ。
■既存ファン向きの映画での偉業
今回の「無限列車編」は、『鬼滅の刃』を初めて見る人にも分かるように紹介や解説が入るような作品ではなく、登場キャラクターや「柱」や「呼吸」といった作中に出てくるワードの解説もなかった。26話にわたって放送されたテレビアニメの続き(コミックスでは7巻目に相当)を描いた映画なのだから、それは当然のことだ。 つまり従来の「鬼滅ファン」がメインターゲットだったのは間違いないだろう。にもかかわらず、公開からわずか3日で46億円というかつてない興行収入を記録。早くも日本映画の歴代記録である『千と千尋の神隠し』(308億円)や『君の名は。』(250.3億円)にどこまで迫るか……といった次元で語られたりもしている。 原作漫画やテレビアニメを視聴済みという前提ありきで観る人が大半の「無限列車編」と、映画だけで物語の完結する作品が同列に語られているという事実。そのことが「鬼滅の刃」や映画「無限列車編」のすさまじい人気と勢いを物語っているように感じた。
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2020-10-21 10:49:29Z
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