木下隆行(50)が1日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、投資トラブルの渦中にある木本武宏(51)とTKOを再始動する考えを明らかにした。

木下は、7月23日に松竹芸能を退所した木本と話し合ったと明かした。自身もパワハラ疑惑報道を受けて20年3月に松竹芸能を退所しているが「これからのTKO…どうするって木本に聞きました」と明かした。木本は数億円単位の負債を抱えており「これから、TKOやっても、返せるようなお金でないかも知れない…正直、どうしたい?」と聞いたところ、木本は「もう1回、TKOを復活して、やりたい」と答えたという。

木下と木本は中学時代からの友人で、1990年(平2)に松竹芸能タレントスクールに入所し、92年にコンビを結成した。木下は冒頭で「相方の木本が、世の中を騒がせて、すみませんでした。終始、誰が何言うとんねんという動画になると思いますが、僕も30年からの相方、14歳からの友だちとして僕から発信できること、感じていることをファンの方に伝えるのが礼儀だと思い」と木本との関係を紹介。その上で「TKO2人とも不祥事を起こして、お世話になった松竹芸能を退所しなければいけない形になってしまったのは、本当に情けなく格好悪い状況です。ファンの皆様、本当にすみませんでした」と謝罪した。

木下は時折、涙声になりながら「正直、僕の不祥事があった時、木本はTKOという名前を残してくれました。僕は、それがあったから前に進めました。腐らずにYouTubeも出来ました。コラボで人脈も作れたのは、木本がTKOをいう名前を残してくれたからやと思っています」と木本に感謝した。その上で「今回もTKOという名前を残して、やっていきたいと思います。木本を信じて、僕自身も信頼を取り戻せていない中、TKOとして何が出来るのか、何を始められるのか…情けない、恰好悪い、松竹を退所した2人ですが、皆さんの信頼を取り戻せるように木本を信じて、僕自身も頑張って、2人してTKOをやっていきたいと思います。2人、TKOをよろしくお願いします」と口にした。