茨城県古河市出身で親しみやすい人柄でテレビや映画などで幅広く活躍した俳優の渡辺徹さんが先月28日、敗血症のため亡くなりました。
61歳でした。
渡辺徹さんは茨城県古河市の出身で小学校から高校まで地元の学校に通っていました。
その後、民放の人気ドラマ「太陽にほえろ!」で刑事役として人気を集めました。
その後も数々のドラマや映画、舞台で活躍し、NHKの大河ドラマ「徳川慶喜」では西郷隆盛役を務めて貫禄のある演技を見せました。
平成7年からは「いばらき大使」、平成19年からは「古河大使」を務めていました。
平成26年に古河警察署の1日署長を務め、特殊詐欺にあわないよう注意を呼びかける活動もしていました。
令和元年の茨城国体では、開会式や閉会式で司会を行うなどふるさとの魅力のアピールにも貢献してきました。
所属する文学座によりますと渡辺さんは先月20日に発熱や腹痛などの症状で細菌性胃腸炎と診断されて東京都内の病院に入院していましたが、先月28日、敗血症のため亡くなったということです。
61歳でした。
茨城県古河市出身の俳優、渡辺徹さんが亡くなったことを受けて、市民からは渡辺さんを惜しむ声が相次ぎました。
古河市の20代の女性は、「奥さんと仲がよかったイメージが強いです。病気もよくなったと聞いていたので、こんな若くして亡くなってしまって悲しいです」と話していました。
また、70代の男性は、「渡辺さんが亡くなったことをいま知り、驚きました。古河市に貢献してくれ、好感がもてる方でした」と話していました。
JR古河駅前の花屋の店員の60代の女性は「渡辺さんはお墓参りで地元に帰るたびに花を買いに来てくれました。気取らない人柄ですてきな方でした。亡くなったと聞き本当にびっくりです」と話していました。
茨城県古河市出身の渡辺徹さんが亡くなったことを受けて、同級生からも悲しみの声が聞かれました。
古河市内で飲食店などを経営する奈良敦さん(61)は渡辺さんとは、幼いころから一緒に遊んだなかで小学生から高校生の時まで同じ学校に通う同級生でした。
渡辺さんのデビュー40周年と還暦を祝うため、去年9月に東京で行われた朗読劇にはほかの同級生とともにかけつけ、渡辺さんと「体に気をつけようね」と互いに体調を心配しあう会話をしたということです。
奈良さんは渡辺さんについて、「体調がよくなかったのは知っていましたが、亡くなったという一報を聞いて目の前が暗くなるような思いになりました。とても残念です。私たちのまちのみんなが誇りに思う存在でした。もっと活躍の様子を見ていたかったです」と話していました。
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2022-12-02 06:04:00Z
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