末期がんを公表している映画プロデューサー・叶井俊太郎さんが7日までに自身の自身のX(旧ツイッター)を更新。電車内での出来事を明かした。
この日、「今日の朝、祐天寺駅のホームで電車待ってると20代くらいの若者が突然『叶井さんですか?いま本読んでます頑張ってください!と声かけられた」とつづった叶井さん。「ネットニュースの拡散力スゴすぎ」と、しみじみ続けた。
叶井さんに関しては妻で漫画家の倉田真由美さんが今月3日、自身のXで、叶井さんについて「昨年から30kgくらい痩せた。でも、初めて会った人が『この人病気かな』とすぐさま気づくほど弱々しくは見えない」とした上で、「普段電車で会社に行ったり打ち合わせに行ったりしているが、やはり体力がなくなっているので長く立っているのは辛い。先日、夫が貧血気味で優先席に座っていたら、高齢者に咎(とが)められたそうだ。『ここはあんたが座る席じゃないよ』」と告白。
夫は話すのもしんどかったため、黙って席を立ったというが、「優先席に座る人は健常そうに見えてもそうじゃない場合もある。若そうに見える、健康そうに見えるだけで『けしからん』と決めつけるのは本当にやめてほしい」と苦言を呈し、話題となっていた。
倉田さんは7日の投稿でも「優先席を追われた件をきっかけに、現在夫はヘルプカードを買いバッグにつけています(原文ママ)」と報告。ヘルプカードは障害のある人などが、周囲に配慮や支援が必要なことを知らせることができるものだ。倉田さんは「でも、『これで万事解決』とは私は思いません」とし、「『先席に座っている人をどかせる』って、たとえヘルプカードを持っていない、健康そう、若そうに見える人に対してでもやっていいことではないと思うからです」と改めて意見。
「人にはいろんな事情がある、どんな事情で座っているか他人にはわからないんですから」とした上で、「優先席だろうがそうじゃなかろうが、高齢者や身体の不自由な人がいたら席を譲るのは当たり前のはず。でも優先席があることによって、『ここは優先席じゃないから譲らなくていい』『優先席に健常そうな人は座るべきじゃない』というような、おかしな感覚を醸成してしまっている気もします」とも記していた。
叶井さんは10月11日、「去年の6月にすい臓ガンステージ3で余命半年と言われ、すでに1年過ぎたがガンは進行してていまはステージ4の末期ガンなんです」と自身のXで告白。今月3日のXでは映画の舞台あいさつに立ちあったことを明かしたが「体調悪くなってしまい、帰ることに。やはり外出は2、3時間が限界かも」と体調を明かしていた。
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2023-11-07 20:25:00Z
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