「春馬ちゃん、なんで……。思い当たることなんて一つもないんだけど、うちの家系はお酒を飲むとすぐに酔っぱらってしまうから、春馬ちゃんも酔って考え込んでしまったのでしょうか。あの子は人に気を遣って、困っている人がいたら手を差し伸べたりする子でした。奥さんや子どもでもいればまた違ったのかな。こんな早くに逝ってしまうなんて」 【画像】お菓子を片手にピースサインをする幼少期の三浦さん(親族撮影) そう涙ながらに語るのは、7月18日に亡くなった俳優の三浦春馬さん(享年30)の父方の親族だ。三浦さんは港区の自宅マンションのクローゼットで首を吊り、その後に搬送された病院で死亡が確認された。部屋からは「死にたい」と書かれた日記が見つかっており、警視庁は自殺とみて捜査しているが、未だ原因は明らかになっていない。
「悲しみという感情を超えて茫然自失」
人気俳優の急死に波紋が広がる中、所属事務所のアミューズは7月20日、密葬を終えたことを公式ホームページで発表した。 《中学生の頃から16年という長きにわたって共に夢を語り、歩んできた大切な仲間のあまりにも突然の訃報に接し、弊社所属アーティスト、スタッフ共に、悲しみという感情を超えて茫然自失としており、悔やんでも悔やみきれないという思いです。(略)葬儀につきましては、ご親族の方とも相談の上、すでに密葬というかたちで執り行わせていただきました。何卒、ご理解いただけますようお願い致します》 1990年に茨城県土浦市で生まれ、4歳の頃から地元の児童劇団「アクターズスタジオつくば校」に通い、子役として活動していた三浦さん。「小さいときは、やんちゃな子だった」と懐かしむのは前出の父方の親族女性だ。
「僕、オーディション受けたんだよ」
「近所の小学校でブランコに乗ったり、従妹たちとかけっこをしたりして遊んでいました。家でも走り回ったりして、元気で明るい子でした。私もあの子が来る日は楽しみで、アイスクリームを用意して待っていました。 子役の仕事も楽しんでやっていたようで、『僕、オーディション受けたんだよ。たくさん人がいたけど、僕に役が決まったんだ』って喜んで話してくれたこともありました。片岡鶴太郎さんが出演するドラマにも出演していて、片岡さんからは『春ちゃん、春ちゃん』って可愛がってもらっていました」(同前) この親族女性は三浦さんが生まれた時のことを「昨日のことのように覚えている」という。
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2020-07-21 04:47:11Z
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