2000年に誕生して以来、人気シリーズとして長く愛された今作。今年の2月26日には、新型コロナウイルスの影響により同所での上演が中断を余儀なくされたが、9・10月には大阪・梅田芸術劇場にて、本編から3年後を描いたスピンオフとして作・構成・演出を光一が担当した『-Eternal-』を上演。演出内容を大幅に変更しながら成功を収め、10月には初の無観客配信を実施するなど、試行錯誤を続けてきた。
そして来年には、映画館上映というチャレンジ。光一は「大阪公演のときに、2021年の話も出てきて、先の世の中が見えない時、本編はできないだとうと思っていました。スピンオフだけをやるより、プラスアルファがあったほうがワクワクする。本編の映像を映画館で上映していただき、同時期に帝国劇場でスピンオフを見られる形にすれば作品を初めて観られる方も観やすいものになるのではと、考えました」と経緯を説明した。
今回、すでに収録済みの本編ではさまざまなポジションに設置したカメラやドローンを駆使。当時、上映予定はなかったことから「老後の楽しみにしようかと思ってた…」と冗談めかす光一だが、「別撮りもちょっと入れながら、より映像作品として楽しめるものにしています。なかなか新鮮です。そこは楽しみにしてほしい。映画館で観ると、舞台は劇場の空間で観てもらうのが1番いいんですけど、ひとつの映像作品として撮影することができたんじゃないか。それを観て、その足でも、後日でもいいので劇場で生で『Eternal』を理想の形です」と力説した。
そして中断以来、1年ぶりの帝劇公演に光一は「梅田芸術劇場もすばらしい劇場ですが僕が演っている『SHOCK』は帝劇ですし、このメンバーでの『SHOCK』は帝劇から始まった。千秋楽を迎えられなかったのは急に、バサーッと切られた感覚。急にすべての武器や身ぐるみを剥がされた感覚。それを帝劇という神聖な場所でこのメンバーでスタートを切れるのは緊張感はあるんですけどうれしく思っています」としみじみ。
上田は「映画の予告みたいなものを観てワクワクしています。SHOCKが映画になるんだと。なにより今年の頭に中断してしまったものを同じメンバーで上演できることがうれしく、ライバル役を追求できることもワクワク。『帝劇のかわりは帝劇で返す』、リベンジマッチにしたい」と気炎をあげると、「格闘技じゃないんだよ」とツッコまれていた。
会見には堂本のほか、今年からライバル役を務める上田竜也(KAT-TUN)、ふぉ〜ゆ〜(越岡裕貴、松崎祐介)、梅田彩佳、前田美波里が登壇。このほか公演にはジャニーズJr.の寺西拓人、高田翔、椿泰我、松井奏が出演予定となっている。
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2020-12-01 20:00:39Z
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