渡辺明王将(37)に藤井聡太竜王(19)が挑戦する第71期ALSOK杯王将戦七番勝負第3局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、ALSOK特別協賛、囲碁・将棋チャンネル、立飛ホールディングス、森永製菓、JAなすの協賛、大田原市、下野新聞社後援)は29日、栃木県大田原市のホテル花月で始まり、午後6時1分、渡辺が62手目を封じて1日目を終えた。持ち時間各8時間のうち消費時間は藤井3時間31分、渡辺3時間56分。2日目の30日は午前9時に再開する。
ここまで2勝の藤井が史上最年少王将と最年少5冠の獲得に王手をかけるのか、4連覇・通算6期を目指す渡辺が巻き返すのか。注目の第3局は、先手番の藤井が2六歩と飛先の歩を突いて始まった。
第1局と同じ相掛かり戦になったが、藤井は8六歩(29手目)から8七金と自陣を整備、渡辺は7三桂(32手目)と攻めの態勢作りを見せた。7七角成から角交換になり、渡辺は左銀を繰り出して中央を厚くした。藤井は9五歩と突き、端からの攻めを見せた。
本格的な戦いを前に両者が間合いを計る中、封じ手の局面になった。解説の戸辺誠七段は「藤井竜王が9筋に飛を移動する『地下鉄飛車』の動きを見せたのに対し、渡辺王将が中央から反発し、藤井竜王が角を好位置に打ってバランスを取ったところで封じ手になりました。形勢は互角。2日目は渡辺王将が角をどう使うかも焦点になりそうです」と語った。【山村英樹】
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2022-01-29 11:13:27Z
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