愛知県は27日、長久手市の愛・地球博記念公園内に整備中の「ジブリパーク」の5エリアのうち3エリアを11月1日に先行開園すると発表した。この日は2エリアの建設現場が報道陣に初公開され、ジブリ映画の世界観を表現した公園の一部が明らかになった。
ジブリパークは総面積7・1ヘクタール。愛知県が総事業費約340億円を投じ、2020年度から工事が進んでいる。
先行開園するのは、映画「耳をすませば」をイメージしたメインゲートの「青春の丘」や、スタジオジブリの関連資料の展示室や喫茶店などが入る「ジブリの大倉庫」、映画「となりのトトロ」のサツキとメイの家を中心とした「どんどこ森」などが整備される3エリア。残り2エリアは先行開園から1年後のオープンを目指す。入園料は未定。
公開されたジブリの大倉庫では、2階へとつながる大階段や、オレンジ、緑などカラフルな外観の展示室、子どもの遊び場の建設が進んでいた。遊び場はネコバスの巨大なぬいぐるみなどで「となりのトトロ」の世界観が表現されるという。
発表会に登壇したスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは「手応えを感じている。期待してください」と語った。【酒井志帆】
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2022-01-27 12:04:36Z
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