栃木県大田原市のホテル花月で29日に始まった第71期ALSOK杯王将戦七番勝負第3局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、ALSOK特別協賛、囲碁・将棋チャンネル、立飛ホールディングス、森永製菓、JAなすの協賛、大田原市、下野新聞社後援)は中盤戦に入った。
午前9時に始まった第3局は、第1局と同じ相掛かりとなった。午前中は早い流れとなったが、昼食休憩後は互いに出方をうかがいながら、じっくりと駒組みを進める展開となっている。副立会で新聞解説の戸辺誠七段は「藤井(聡太)竜王の8六歩(29手目)は部分的にはある手筋ですが、斬新な構想だと思います。これに対し、渡辺(明)王将も想定していたのか、自然にやっていこうという組み立て方に見えます」と話す。
昼食休憩前、互いに早い着手が続いた局面について、戸辺七段は「2日制のタイトル戦なのでゆったりと指すのが普通かなと思いましたが、お互いに『この手は想定していましたよ』と意地の張り合いをしているようで、その駆け引きが面白かったですね」と振り返った。
今後の展開について、戸辺七段は「もう少し駒組みが続くと思いますが、お互いの『構想合戦』は間もなく頂点を迎えます。これからの数手が勝負どころになると思います」と語った。【武内亮】
※第3局の棋譜などはこちらからご覧いただけます。
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2022-01-29 07:32:32Z
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