舞台を中心に活躍中の実力派俳優・成河(ソンハ、40)が9日スタートのNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)に源頼朝(大泉洋)の異母弟・義円役で出演。満を持しての大河デビューに注目が集まる。
稀代のヒットメーカー・三谷幸喜氏が脚本を手掛け、俳優の小栗が主演を務める大河ドラマ61作目。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に、頼朝の13人の家臣団が激しいパワーゲームを繰り広げる。
三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。
成河が演じるのは、源義朝の8男・義円。近江・園城寺で出家。後白河法皇の皇子・円恵法親王の坊官を務める。兄・頼朝の挙兵を聞き、鎌倉に参じる。
成河は大学時代に演劇を始め、北区つかこうへい劇団10期生。11年には第18回(10年度)読売演劇大賞・優秀男優賞に輝いた。昨年21年も「イリュージョニスト」「子午線の祀り」「スリル・ミー」「森 フォレ」「検察側の証人」「ローマ帝国の三島由紀夫(リーディング公演)」と舞台に立ち続けた。
小栗とは、円形客席が360度回転する東京・豊洲の劇場「IHIステージアラウンド東京」のこけら落とし公演となった劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season花(17年3~6月)で共演。主人公・捨之介(小栗)が挑む天魔王役を好演し、存在感を示した。
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2022-01-08 23:00:00Z
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