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次世代プロジェクトが続々! ポケモン事業戦略発表会で明かされた7つの新情報まとめ - ファミ通.com

2019年5月29日、ポケモンが“ポケモン事業戦略発表会”を開催。『ポケモンホーム』、『ポケモンスリープ』、『ポケモンマスターズ』など、新情報を数多く発表した。

 2019年5月29日、株式会社ポケモンは、かねて開催を予告していたポケモン事業戦略発表会を東京・渋谷で開催した。本発表会では、ポケモン代表取締役社長・石原恒和氏が登壇。複数のパートナー企業と協業で行われる次世代のプロジェクトが多数発表され、関係会社の代表者も登壇した。

 今回の発表会は日本語と英語のほかに中国語の同時通訳が行われており、冒頭で石原氏は「今後は中国のユーザーにもよりわかりやすく多くのサービスを提供していきたい」と語った。

 以下では、本発表会の内容をまとめてお届けする。

石原恒和氏の公演台はモンスターボール型にデザインされていた。

新情報1:『名探偵ピカチュウ』の完結編がNintendo Switchで登場!

 まずは、現在絶賛公開中の映画『名探偵ピカチュウ』の出資・日本配給を担当した東宝より、常務取締役・松岡宏泰氏が登壇。同氏は、2019年5月31日に行われるポケモン社の株主総会において議案が可決した場合、同社の社外取締役に就任予定であることを明かした。

松岡宏泰氏。ゲストスピーカーにはスーパーボール型の公演台が用意された。

 また、映画『名探偵ピカチュウ』について、「大きな数字を稼いでくれています」とコメント。2019年7月12日公開予定の映画『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』を始め、今後もポケモンとともに新しい映像クリエイティブに挑戦していきたいと語った。

 続いて、石原氏よりNintendo Switch向けに『名探偵ピカチュウ』の新作が開発中であることが発表された。本作ではニンテンドー3DS版では途中までとなっていたストーリーが完結するほか、映画とは異なる結末が用意されているとのこと。

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新情報2:2019年秋、渋谷PARCOに“Pokemon Center SHIBUYA”を出店予定

 続いて登壇したのは、ポケモンセンター代表取締役社長の上郷頼臣氏。上郷氏は、先日、“Nintendo Tokyo”のオープンも発表された渋谷PARCOに、“Pokemon Center SHIBUYA”を出店する予定であることをアナウンス。

 本店舗は、既存の店舗とはコンセプトを一新。「ポケモンと新しい技術の掛け合わせや、他社との協業により、ポケモンファンにとって訪れるだけで楽しめる空間を作っていきたい」と語った。

黒を基調にしたスタイリッシュなデザインの店内。入り口にはミュウツーが設置される予定となっている。

 また、石原氏によれば、“Nintendo Tokyo”と“Pokemon Center SHIBUYA”のコラボ企画も進行中とのこと。

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新情報3:網易(ネットイース)により『ポケモンクエスト』の中国版が配信予定

 続いては、ネットイースのゲーム部門パブリッシュ責任者、ワン・イー氏が登壇。中国向けの『ポケモンクエスト』を配信することを発表した。

 中国版『ポケモンクエスト』では、オリジナル版の機能に加えて、PVP機能やソーシャル機能が追加。その注目度は高く、事前登録者はすでに170万人を突破しているという。

新情報4:“すべてのポケモンが集まる場所”『Pokemon HOME』

 続いて登場したのは、ゲームフリーク常務取締役の増田順一氏。同氏は、『ポケモンGO』や『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』で新たなユーザーを獲得したことによって、『ポケモン』のユーザー層はより大きく、多様に進化したと語る。

 そこで、多様化したポケモンの世界がひとつに集まる場所として、『Pokemon HOME』を2020年初旬にローンチ予定であると発表した。

 『Pokemon HOME』は、Nintendo Switchとスマートフォン向けのクラウドサービスとして開発中で、『ポケモンバンク』、『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』、『ポケモン ソード・シールド』、そして『ポケモンGO』との連携を予定。『ポケモンバンク』同様、ポケモンたちを預けたり、各連携ソフトへ連れていくことが可能となっている。

 また、『Pokemon HOME』上でもプレイヤー間のポケモン交換が可能で、スマートフォンさえあれば、いつでもどこでも世界中のプレイヤーとポケモン交換がおこなえるようになるとのこと。さらには、その場で集まった複数人での同時交換機能も実装が予定されている。

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新情報5:“歩く”のつぎは“眠る”!? 『Pokemon Sleep』は睡眠をエンターテインメントに変える

 世界的ヒットとなった『ポケモンGO』では、現実世界を冒険の舞台にすることで、歩く時間をエンターテインメントに変えてみせた。そんなポケモンがつぎに注目したのが“睡眠”だ。

 2020年にリリース予定の『Pokemon Sleep』は、“朝起きることが楽しみになるゲーム”をコンセプトに、『はねろ!コイキング』の開発元でもあるSELECT BUTTONと共同で開発を進めているという。

 ここで、任天堂より、ハードウェア開発部の丸山和宏氏が登壇。睡眠をエンターテインメント化するという挑戦をサポートする新たなデバイスとして“Pokemon GO Plus +(読みかた:ポケモンゴープラスプラス)”を懐から取り出した。

 Pokemon GO Plusとしての機能も持ちながら、夜は枕もとに置いておくだけで、内蔵された加速度センサーによって眠っている時間を計測、その結果をスマートフォンに転送してくれるという。

 続けて、Niantic, Inc.からCEOのジョン・ハンケ氏が登壇。同社も“睡眠のエンターテインメント化”という挑戦をサポートすると宣言。良質な休息を『ポケモンGO』と結びつけるため、現在開発を進めているとのこと。

 ちなみに、『Pokemon Sleep』と『ポケモンGO』は連携しない模様。ただし、『ポケモンGO』とPokemon GO Plus+は連携が想定されているとのこと。この場合、これまでのPokemon GO Plusとしての機能以上の仕様が実装されるのかは不明だ。

 また、現在(2019年5月29日15:00時点)『ポケモンGO』に異変が起きているらしい。睡眠というキーワードに紐づいた、いねむりポケモンのカビゴンが大量に出現。今回の発表にワクワクしすぎたカビゴンが、マップの上で横になって寝ているという。

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新情報6:DeNAと共同開発中のアプリゲーム『ポケモンマスターズ』の情報を公開

 2019年5月10日に行われたDeNAの決算説明会でも発表のあった、共同開発中のアプリゲームの名称が『ポケモンマスターズ』であることが明かされた。

 本タイトルはゲームフリークの杉森建氏の発案で、“歴代のポケモントレーナーが活躍するゲーム”をコンセプトに開発がスタートしたという。

メインビジュアルも杉森氏描き下ろし。

 公開された開発中のゲーム映像には、グリーンやシロナ、カスミ、タケシとそのパートナーポケモンたちが登場しており、キャラクターたちにはそれぞれボイスも付いていた。

バトル画面は3対3で戦っているように見える。

 本作はAndroid/iOS向けアプリとして2019年内にリリース予定。詳しい情報は、6月に発表されるとのこと。

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新情報7:ポケモンシャツの販売地域を拡大

 最後は、151種類のポケモンたちのオリジナルデザイン生地を使った“ポケモンシャツ”についての発表。現在はアジアの一部のみを対象に販売されているが、欧米を始めとする全世界に向けて販売地域を拡大していくようだ。

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 ここで、すべての発表が終了。ゲームのみならず、さまざまなジャンルでの、より上質な“ポケモンライフ”の提供が期待される。まだ詳細な情報が明かされていないものもあるため、引き続き続報に期待したい。

 また、2019年6月5日22時からは、『ポケットモンスター ソード・シールド』の最新情報が公開される予定の“ポケモンダイレクト”も放送予定。こちらもお見逃しなく!

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https://www.famitsu.com/news/201905/29176962.html

2019-05-29 06:40:00Z
52781740735151

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