まさに踏んだり蹴ったりだ。
日本テレビは昨28日、「世界の果てまでイッテQ!」に出演する「ANZEN漫才」のみやぞん(34)が左足首を骨折したと発表した。
みやぞんは、インドでのロケ中、現地時間24日午後5時30分ごろ、火の輪くぐりに挑戦し、着地の際にバランスを崩し左足首をひねったという。ただちにロケを中止し、病院で応急処置を受けた後、27日に帰国。国内で診察を受けたところ左足首の骨が7ミリ欠けており、骨折と診断された。治療には約2カ月を要する見込み。
同局は「着地は土ではなく、マットを敷くなどして安全に配慮しておりましたが、このような事態になったことをお詫び申し上げます」とコメント。みやぞんは、「ご心配をおかけして申し訳ございません。お医者さんと相談しながら、無理せず仕事は引き続きやっていこうと思います。これからも応援よろしくお願いします! 今まで通り前向きに、やるぞ~やるぞ~やるぞ~!」とコメントした。
2007年にレギュラー放送がスタートした同番組は、今年で13年目。かつては視聴率20%台を連発していたが、最近は苦戦中だ。
26日放送の「2時間スペシャル」では、平均視聴率18.1%で、3月3日の18・8%以来、久々の18%超えとなったが、目下のライバル「ポツンと一軒家」(テレビ朝日)は19.0%。惜敗を喫した(ビデオリサーチ調べ・関東地区=以下同)。
その前週の19日は「一軒家」が19.8%で過去最高を記録したのに対し、「イッテQ」は16.9%。2月24日に初めて視聴率で逆転されて以来、最近は「一軒家」の後塵を拝することが増えている。番組関係者は声を潜めてこう話す。
「昨年11月に起こった“ヤラセ騒動”と、昨年末の手越祐也の“未成年飲酒疑惑”が影響していることは否定できません。さらにここへ来て、“不振の『いだてん』の視聴者が『一軒家』に流れている”ともいわれていますが、視聴率トップの座は確実に『一軒家』に奪われつつある。そこへ来て、このアクシデントですから、完全に悪い流れが続いています」
さらにみやぞんに関しては……。
「最近、若干出番が減っていたことが不幸中の幸いです。しかし、人気コーナーではありますので、2カ月まるまるロケができないのは痛いですね。その間にますます『一軒家』に引き離されるという最悪のシナリオもありえます。また番組も10年を超え、一部ではマンネリの声も囁かれています。いずれ番組打ち切りの日がやって来る可能性は否定できません。現場の危機感は相当のものです」(前出の番組関係者)
長らく“日曜夜の覇者”だった「イッテQ」も、正念場を迎えているようだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190529-00000033-nkgendai-ent
2019-05-29 07:31:25Z
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