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加速するスポンサー離れのジャニーズに中居正広への幹部待望論|日刊サイゾー - 日刊サイゾー

加速するスポンサー離れで窮地のジャニーズに中居正広への幹部待望論の画像1
中居正広

 連日報じられるジャニーズ事務所をめぐる問題だが、テレビの民放キー局こそ「タレントに罪はない」との当初からのスタンスを崩さず、番組のキャスティングに関しては従来通りジャニーズタレントの起用を続けている。

 だがその一方で、すでに木村拓哉が出演中の日本マクドナルドや「嵐」の松本潤が出演する第一三共ヘルスケアのほか、伊藤ハム、東京海上日動火災保険、アサヒグループホールディングスといった大手クライアントがジャニーズ事務所とCMの契約更新を行わない方針を明らかにしている。
 
 さらに、今月12日には経済同友会の新浪剛史代表幹事が記者会見で、「ジャニーズのタレントを起用するということは(性加害を)認めることになる」との見解を示し、今月5日付で引責辞任した藤島ジュリー景子前社長がいまだに同社の株を所有していることに触れて「(事務所の株式を)100%ファミリーが持ち続けることで再発しないか。もっといろんな目線で経営されるべき」や「本当に反省しているのか疑わしい」と苦言を呈する場面もあった。

「そもそも欧米などではブランドイメージを重視してか、問題を起こした企業との取引自体を避ける傾向が強く、新浪氏の発言やCMクライアントの対応は至極まっとうなものだと思います。そういう意味ではテレビ局の対応の方が異常とも言えるわけですが、現実問題としていきなりジャニーズタレント全員を番組から降板させるのは無理でしょう。とはいえ、このまま大手クライアントとのCM契約の打ち切りが続いていくと、番組キャスティングの方にも少なからぬ影響が出てくることになるでしょうね」(バラエティー番組を手掛ける放送作家)

 今月7日に行われた記者会見ではジュリー前社長とともに登壇した東山紀之新社長と井ノ原快彦ジャニーズアイランド社長の2人が前面に出る“新体制”で臨んだ同社だが、想定以上に厳しい船出となった格好だ。

 そうした中、その存在が芸能界で大きな注目を集めているのが、本サイトでもジャニーズ所属タレントの引取先で名前が上がっている中居正広だという。

 周知の通り、中居といえば、20年3月いっぱいで同社を退所して独立。現在は個人事務所「株式会社のんびりなかい」に所属して芸能活動を行っているが、レコード会社スタッフはこう語る。

「ここまで来たらいまだに高い好感度を誇る中居さんに出戻ってもらい、幹部になってもらうくらいしないとジャニーズ事務所は復活できないと思いますよ。実際、業界内でもそうした声は多い。確かに東山さんは事務所の功労者であり顔とも言える“長男”ですが、好感度はそれほど高くない。井ノ原さんの方が多少はマシとはいえ、この窮地を乗り切るのは難しいでしょう。それに、そもそも中居さんの独立に関してはいまだにジャニーズタレントと番組で共演していることや同社から自身の会社にスタッフが移ったことでもわかるように、円満な形での“のれん分け”でしこりはない。最近では滝沢秀明さんの新事務所『TOBE』に合流した元『V6』の三宅健さんに“ダメ出し”するなど、いまだにジャニーズ愛を感じさせる発言も目立ちますしね」

 古巣の存続の危機に待望論が巻き起こる中、サプライズ復帰はあるのか――。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2023/09/17 06:00

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2023-09-16 21:00:00Z
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