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『呪怨』初のドラマシリーズは「マジで怖い」注目のキャスト解禁 - ドワンゴジェイピーnews

Netflixは、2020年夏、Netflixオリジナルシリーズ『呪怨:呪いの家』(英題  JU-ON: Origins)を配信する。

2000年にビデオ版が誕生し、ホラーファンの間でクチコミが広がり2003年には劇場版が公開されて以来、20年続くシリーズである『呪怨』。そしてその人気は国内に止まらず、ハリウッドリメイク版『THE JUON/呪怨』(2004)、『呪怨 パンデミック』(2006)が全米興収1位を記録し、『リング』シリーズと共にJホラーとして世界をも席巻したのも人々の記憶に新しい。そして2015年の『呪怨-ザ・ファイナル-』で最終章を迎えたはずの、この伝説のホラーが、今回Netflixオリジナルシリーズ『呪怨:呪いの家』として再び世界を恐怖へと誘う。また、日本発Netflixオリジナルシリーズとして初のホラー作品となる。

『きみの鳥はうたえる』(2018)での高い評価が記憶に新しい三宅唱監督が自身初のホラー作品に挑むことが昨年発表され、注目されていた本作のキャストが解禁された。

主人公で心霊研究家の小田島泰男役に荒川良々、ヒロインの本庄はるか役に黒島結菜。新人タレントのはるかは、夜中に家の中で聞こえる足音に悩まされていた。そのことをテレビのバラエティ番組で知り合った心霊研究家の小田島に相談したところから恐怖の物語は動き出す。呪いの連鎖に巻き込まれていく人々には、里々佳、長村航希、井之脇海、柄本時生、仙道敦子、倉科カナなど、注目の若手俳優から実力派俳優までが決定している。

今まではあまり知られることはなかったが、『呪怨』は実際にあった出来事を参考に産み出された。今回のドラマシリーズでは初めて、その起源となった「呪いの家」で起きた忌まわしい出来事の数々を明らかにする。そして、そこから広がっていく“呪いの連鎖”によって、視聴者はこれまでの『呪怨』にはなかったリアルな恐怖で震撼することになるだろう。

コミカルな演技から一転、ホラー作品で主演を務める荒川は「中学1年の時にシャープペンシルの中にコックリさんに入ってもらい中間テストを解いてもらおうと企んでた矢先に隣りのクラスの女子数人が取り憑かれるという事件が起き、シャープペンシルのキャップを速攻で外し『ごめんなさい!ごめんなさい!お帰り下さい!』と教室の窓を開けコックリさんを放ちました。今思えばこの体験がこの作品に出演するキッカケに繋がったと勝手に思ってます」と笑いを交えつつ、「いつも自分が出演している映像作品とは違い笑いの要素が1つもありません!そうです!ホラーです!呪怨です!果たしてどんな作品になってるのか自分自身が楽しみでなりません」と期待感溢れるコメントを寄せた。

過去の作品に出演経験のある黒島は「『呪怨-終わりの始まり-』は、私が初めて役名をいただいた大事な作品だったので、また呪怨シリーズに参加できることはとても嬉しかったです」と喜びを語り、また「撮影中に日本語だと意味は伝わるけれど、翻訳されるとニュアンスが変わって本来の意味が伝わらなくなるから、しっかり伝わるセリフに変えよう。といったことがあり、この作品は世界にも向けられて作られているんだと実感しました。日本のホラーが好きな方はもちろん、初めてでも楽しめる作品になっていると思います」と世界190カ国配信されるNetflixならではの現場の様子を振り返っている。

自身初のホラー作品のメガホンをとった三宅唱監督は「(脚本を)読み終えた瞬間の「あ、これは自分も呪われてしまったな」という感覚が忘れられません。もうとりかえしがつかない…。となれば、前のめりでやるしかありません。また、Jホラーを牽引してきた方たちと一緒に仕事ができるチャンスが訪れたことは大きな喜びであり、身が引き締まりました」とオファーの際の気持ちを明かし、「毎朝撮影に向かう際、地球上のいろんな街のありとあらゆるタイプの人が恐れ慄く姿を想像していました。ある日、アリアナ・グランデが友人と『呪怨』シリーズのどれかを観て大騒ぎしたという類のニュースを読みました。ぜひ、アリアナさんはじめ世界中の多くの方に最後まで楽しんでサバイブしてほしいと思います」と作品への自信のほどをのぞかせた。

前作から5年目の今、Netflixで『呪怨』が全6話のドラマシリーズとして復活することについて、高橋洋と共に脚本も務めたプロデューサーの一瀬隆重は「一本の映画では描けない物語をドラマシリーズで描きたいという思いは以前からありました。ただ、日本のテレビでは規制が多すぎてできなかったんですね。過去にテレビでホラーを作ったときも、やっていくうちに「あんまり怖くしないでくださいね」とか言われたりして。だから、Netflixから声をかけて頂いて『ぜひやりたい!』と即答したんです」と企画の経緯を明かした。そしてこれまでホラー作品の経験がない三宅唱監督の起用について「今回は実話感を大切にしたかったので、人間ドラマの演出に優れた監督を起用しようと考えました。『きみの鳥はうたえる』が近年の日本映画の中でずば抜けて素晴らしかったので打診してもらったところ、挑戦したいと言ってもらえました。作品を観てもらえばわかりますが、完璧なチョイスだったと思います」と、ビデオ版から伝説のJホラーを作り上げたプロデューサーも太鼓判を押している。

これまでの『呪怨』シリーズの魅力はそのままに、新たな展開と恐怖をお届けするNetflixオリジナルシリーズ『呪怨:呪いの家』は2020年夏、世界190カ国へ配信予定。

【キャスト・監督・プロデューサーコメント】
<荒川良々(小田島泰男役)>

実は中学1年の時にコックリさんが流行っててその時にシャープペンシルの中にコックリさんに入ってもらい中間テストを解いてもらおうと企んでた矢先に隣りのクラスの女子数人がコックリさんに取り憑かれるという事件が起き、シャープペンシルのキャップを速攻で外し『ごめんなさい!ごめんなさい!お帰り下さい!』と教室の窓を開けコックリさんを放ちました。今思えばこの体験がこの呪怨という作品に出演するキッカケに繋がったと勝手に思ってます。現場では、本読みリハーサルの時に三宅監督から細かく演出していただきました。いつも自分が出演している映像作品とは違い笑いの要素が1つもありません!そうです!ホラーです!呪怨です!果たしてどんな作品になってるのか自分自身が楽しみでなりません。ホラー作品ですから部屋を薄暗くして独りで観てもらい、一緒に呪怨の世界観を体感してもらいたいですね。

<黒島結菜(本庄はるか役)>
『呪怨-終わりの始まり-』は、私が初めて役名をいただいた大事な作品だったので、また呪怨シリーズに参加できることはとても嬉しかったです。今回は人や時間が複雑に絡み合っていて、これは丁寧にやらなければいけないなという緊張も感じましたが、私の演じるはるかがすごく自分好みの子だったので、早く現場に入りたいという気持ちが強かったです。現場ではお芝居のリアルさはもちろん、ひとつのカットでも様々なパターンを撮影し、色々な気持ちと向き合うことが多くあって、面白かったです。特に三宅監督と「歩きながらのお芝居って良いよね」という話をしたことが印象に残ってます。ホラー作品は呼吸や目線で表現できることが多くあるので、細かいところのお芝居は気をつけました。現場ではOKでも編集で気付くところもあるので、アフレコの作業もとても大切だと感じました。また撮影中に、日本語だとこのセリフで意味は伝わるけど、翻訳されるとニュアンスが変わって本来の意味が伝わらなくなるから、しっかり伝わるセリフに変えよう。といったことがあり、この作品は世界にも向けられて作られているんだと実感しました。日本のホラーが好きな方はもちろん、初めてでも楽しめる作品になっていると思います。

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2020-04-12 23:00:05Z
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