■「コロナに倍返ししたい」痛快ストーリーに元気がもらえそう
1位はTBS系ドラマ『半沢直樹』。2013年に堺雅人主演で「日曜劇場」枠で放送され、最終話は42.2%(関東地区/ビデオリサーチ調べ/以下同)の高視聴率を記録した。4月に待望の続編が放送の予定であったが、新型コロナウイルスの影響で残念ながら放送延期となっている。
「やられたらやり返す、倍返しだ!!」のキャッチフレーズも当時話題をさらった。『2013 ユーキャン新語・流行語大賞』の年間大賞4語の1つに選ばれ、今も私たちの記憶に残っている。
過去に再編集版などの形ではいくつか放送されているが、やはり尻上がりで視聴率が上がっていった作品だけに「きっちり連ドラとして見たい」という声も多数あった。
銀行業界の知られざる内幕が描かれ、「勧善懲悪がはっきりしたスッキリ痛快のドラマだから」(神奈川県/30代・男性)、「ついに続編。原作は4タイトルともすべて読破しているので、どういう演出になるのか興味深い」(埼玉県/40代・男性)など当時見ていた半沢ファンからの支持が多く集まった。
「コロナに倍返ししたい気分」(大阪府/30代・男性)、「面白かったしスカッとしたから」(大阪府/30代・女性)というコメントもあり、半沢の逆襲を見てコロナ禍の混とんとした気持ちを晴らしたい願望もあるようだ。
■ラブコメの名作、第1期から15年経っても飽きない面白さ
第2位は2005年、2007年放送の『花より男子』(TBS系)。井上真央、松本潤、小栗旬、松田翔太、阿部力と今の映画・ドラマなどエンタメ界を引っ張る俳優たちが出演した連続ドラマ。各シリーズで嵐「WISH」、「Love so sweet」、宇多田ヒカル「Flavor Of Life‐Ballad Version‐」 と主題歌もヒットした。
日本でのヒットを受け、映画版、韓国版、台湾版にまで発展するなど世界的に話題となったドラマとしても知られ、2018年には続編『花のち晴れ ~花男 Next Season~』(同局系)も杉咲花、平野紫耀、中川大志、今田美桜ら出演で、新章がドラマ化に。元祖『花男』のように、ここからブレイクのきっかけをつかんだ俳優も多い。
「不朽の名作だと思うから」(埼玉県/20代・女性)、「思いっきりエンターテイメントなかわいいドラマが見たい」(兵庫県/40代・女性)と、女性ファンからの支持を多く集めた。また、「今だから見たい、15年経っても飽きない」(埼玉県/50代・女性)という声も寄せられた。
■今では見られない豪華キャスト! 明日の活力になる学園ドラマ
第3位は第1~3シリーズ、2本の単発ドラマも放送された人気ドラマ『ごくせんシリーズ』(日本テレビ系)。主演の仲間由紀恵だけではなく、豪華な俳優陣が揃って出演していた。松本潤、小栗旬、亀梨和也、赤西仁、松山ケンイチ、小池徹平、三浦春馬、水嶋ヒロなど…このドラマをきっかけにブレイクした俳優も多く、“名優の登竜門”としても注目度が高い。
「今では集められないほどの豪華な俳優さんが出ている」(埼玉県/20代・女性)、「今をときめく俳優がたくさん出ているから。」(大阪府/20代・女性)と 夢中で見ていた当時を懐かしむ声が多数寄せられた。
また、現状の環境下になぞらえて「今の高校生と雰囲気は違うけど、学校が休みの今、ヤンクミや力を合わせていく生徒たちに何か感じられるものは多いと思う。学校が始まってからの活力にもなりそう」(群馬県/30代・女性)という意見もあった。
■どこかリンクする内容も…この状況下だからこそ観て感じたい
『リーガル・ハイ』(6位/フジテレビ系)や『野ブタ。をプロデュース』(7位/日本テレビ系)など、コメディものも多数ランクインしたが、中でも今の新型コロナウイルスの状況とリンクするようなストーリーを感じるドラマもランクインしている。
5位の『アンナチュラル』は、2018年にTBS系で放送された石原さとみ主演の医療ドラマ。1話の内容がMERSコロナウイルスの院内感染、パンデミックを起こすもので、今の日本の状況と似ているとネットでも話題となった。「死について考えさせられる」(三重県/40代・女性)と、新ためて命の大切さや、大切な人を守る気持ちを認識させられるドラマと感じる人が多かったよう。
8位にはNHK連続テレビ小説『あまちゃん』がランクイン。「笑えるし前向きになれる」(北海道/30代・女性)という意見も多く寄せられたが、東日本大震災を描いた部分も劇中にはあったため、登場人物たちの哀しみ、不安が今の状況と重なり、「震災の影響が大きい中人々に笑ってもいいんだ、楽しんでいいんだ、と発信したこのドラマは、今苦しんでいる人々にも楽しめると思う。」(埼玉県/50代・男性)と「今だからこそ見たい!」と思う人が集まった。
テレビから流れてくるドラマをはじめとしたエンタメが、束の間でも不安を忘れさせてくれたり、大切なことに気づかせてくれたりすることもあるはず。コロナ禍で、「STAY HOME」が求められ、在宅時間が長いからこそ「名作を改めて見直したい」という人も多い。動画配信サービスで過去の作品も見られる現代だが、再放送されることでツイッター“実況”しながら楽しむなどの視聴共有を望む声が多く、やはり多くのユーザーが視聴できる地上波での再放送にこそ意義があるという側面はあるようだ。
【調査概要】
調査時期:2020年4月7日(火)~4月13日(月)
調査対象:計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
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2020-04-27 23:40:00Z
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