ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オフライン
はじめはWii用のオンラインゲームとしてリリースされた『ドラゴンクエストX(DQX)』がまさかのオフラインゲーム化。今回はサブタイトルに「目覚めし五つの種族」と付いているため、『DQX』のVer1相当の部分が体験できるものと思われます。
Ver1では、アストルティアと呼ばれる世界のエテーネの村で暮らしていた主人公とその兄弟(性別はそれぞれプレイヤーが変更可能。)が、ある事件をきっかけに冥王ネルゲル率いるモンスター軍団の襲撃を受けるところから物語が始まります。
その最中に、とある出来事で魂となった主人公ですが、その日偶然にも命を落としてしまった5つの種族の体を借り、再びアストルティアへと降り立ち、ネルゲル討伐のために動き出します。
個人的には、五つの種族の中でも水の民と呼ばれるウェディの女性の独特な走り方が完全に再現されているところが「わかってるな…」と思いました。
ちなみに現在、本家の『DQX』は世界の中心部に位置するレンダーシア大陸で勇者との邂逅を描くバージョン2「眠れる勇者と導きの盟友」。竜族の住まう世界「ナドラガンド」で新たな冒険が繰り広げられるバージョン3「いにしえの竜の伝承」。終末を防ぐために時空を超えて奔走するバージョン4「5000年の旅路 遥かなる故郷へ」。舞台を魔界へと移したバージョン5「いばらの巫女と滅びの神」と続いており、今回の発表会でも秋発売予定としてバージョン6「天星の英雄たち」が発表されました。今後、もしオフラインバージョンとしてVer2以降も続いていくとなると、非常にボリュームのあるRPGとなりそうです。
ところで、『DQX』というゲームの中で特徴的なシステムとして「重さ」の概念があります。これはMMORPGでよくあるヘイトシステムなどを発展させたもの。敵味方すべてに重さが設定されており、より重いキャラクターが軽いキャラクターをグイグイと押すことで、相手の行動が邪魔できるようになっています。
これを活用すれば、モンスターの行動を「戦士」等の前衛職が押さえ込み、その間に「魔法使い」といった後衛職が遠くから呪文で攻撃するといった戦い方も可能。活用すればボス戦での難易度がぐんと下げられる、画期的なものでした。その見た目から、一部のプレイヤーからは「相撲」なんて言葉で表現もされますね。
本家『DQX』ではそれぞれプレイヤーが前衛・後衛の役割を分担し、この「重さ」システムを活用しながら遊んでいたものの、今回はオフライン版。他の人間プレイヤーの支援が期待できない状況で、この辺りのシステムがどう活用できるようになるか、今後の情報発表に期待です。
DRAGON QUEST III HD-2D Remake
初代がファミコン版として1988年に発売、その後もスーパーファミコン、ゲームボーイカラー、最近ではPS4やニンテンドースイッチなど、様々なハードへ移植が行われている『ドラゴンクエストIII』。
今回は『オクトパストラベラー』や『プロジェクト トライアングル ストラテジー』といったタイトルで使われている、ドット絵と3DCGの融合が美しい「HD-2D」と呼ばれる技術を使って、新たな『III』の世界を構築するようです。
『ドラゴンクエスト』『ドラゴンクエストII』と合わせ「ロト3部作」と呼ばれる本作。堀井氏の一番思い入れのある作品だという『III』をいきなり制作するといった試みに関しては、「この後『I・II』も作りたい」と、ドラクエ系の配信番組をよく見ている人にはおなじみである堀井氏の爆弾発言も飛び出しました。
過去には『I・II』を遊んだプレイヤーが『III』を遊ぶことでアッと驚く仕掛けがありましたが「IIIの発売の後に続編としてI・IIを遊ぶことで、意外な展開を考えている」と、さらなる爆弾発言が飛び出す場面も。しかし、即座に番組の裏方からホイッスルが鳴らされてしまい、この話題は強制的にシャットアウトされました。
ところで、今回のトレーラーで筆者が一番「むむっ!?」となった点が一つ。戦士の服装、いわゆるビキニアーマーと言われるタイプの装いに関してです。
最近の「ドラクエ」シリーズでは同じビキニアーマーでも、インナーとしてスパッツなどを装着している事が多く、個人的には「それはそれで悪くはない……!」と思いつつも、ちょっぴり残念な気分になっていたことも事実。
しかし今回発表されたトレーラーの戦闘シーンで見られる後ろ姿はまさかのインナー無し状態。FC版やSFC版の頃のままのスタイルをそのまま楽しめる上、今回新たに作られた戦闘のコマンド選択画面では後ろ姿もバッチリ眺められるようです。
ドラゴンクエスト トレジャーズ
今回の配信では、『ドラゴンクエストXI』のキャラクター、カミュとマヤを主人公にしたスピンオフ作品『ドラゴンクエスト トレジャーズ』も発表されました。
実は、今回主役となる二人は、2018年に行われた『ドラゴンクエストモンスターズ』20周年の記念特番内で、「モンスターズ新作に登場するカミュとマヤらしき設定画」としてそのままのデザインが公開されていたのですが、それについてはプロデューサーの犬塚氏いわく「紆余曲折ありまして、今回の『トレジャーズ』の主人公として頑張ってもらうことになりました。」とのこと。
本作の内容はまだ詳しくは発表されていませんが、幼い頃にバイキングに拾われ育てられたというカミュ兄妹の幼少期を描くということで、「お宝探し」がキーワードになるそうです。
ちなみにこの『トレジャーズ』、発表時のロゴがいわゆる「ドラクエ」シリーズおなじみの左右に広がったロゴのスタイルを使わず、完全新規に作られている点もポイントではないでしょうか。
プロデューサーの犬塚氏が過去に手掛けた『ドラゴンクエストモンスターズジョーカー』シリーズもタイトルロゴに普段のドラクエシリーズとは違うスタイルを取り入れていたという経緯があるため、そういった精神性を含んだものなのかもしれません。
また、「モンスターズ」のシリーズも開発中ということで、3DS版『XI』のプロデューサー、横田賢人氏が担当しているそうです。
ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎
約4年ぶりに発表となった「ドラゴンクエスト」本編の新作。今回はロゴのみの発表でしたが、気になる点はいくつか見られました。
まずロゴのデザイン。かなりひび割れたロゴや、地面から吹き出した炎?がXIIの軌跡を描いたりと、かなりダークな雰囲気が感じられます。実際に番組内でも堀井氏が、「ちょっと今回はダークな感じになっていると思うんですよ」「ちょっと大人向けのドラゴンクエスト」と発言しており、かなりヘビーなシナリオが楽しめるのではないでしょうか。
そしてもう1つが、ロゴ発表時のタイミングでシリーズでおなじみの楽曲「序曲」が使われていないということ。過去『DQXI』のタイトル発表の際にはXI用に作曲された「序曲XI」が使われていたりと、『ドラクエ』と「序曲」は切っても切れない関係だと思っていたので、意表を突かれました。
しかし、番組内にて堀井氏が「鳥山先生にもすぎやま先生にも頑張ってもらっている」と発言しているため、全くすぎやま氏の楽曲が使われないということではなさそうです。
今までの『ドラクエ』シリーズとはちょっと違うよ、ということを表すために今回はあえて使わなかったということが考えられます。いずれにせよ、次なる『ドラクエ』は一味違う楽しさを提供してくれるのではないでしょうか。
このように注目ポイントが満載だった、今回の新作発表会。今後の続報にも大きく注目したいところです。
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2021-05-27 12:00:02Z
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