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映画ドラえもん新作タイトルは「のび太の地球交響楽」 監督は「のび太の宝島」の今井一暁 : 映画ニュース - 映画.com

2023年7月6日 08:00

ティザービジュアル
ティザービジュアル

国民的アニメ「ドラえもん」の長編劇場版の新作タイトルが、「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)」に決定し、2024年3月に公開されることがわかった。あわせて、ティザービジュアルも披露された。

第1作目が公開された1980年から43作目を迎える「映画ドラえもん」シリーズ。今年3月に公開された42作目「映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)」は、観客動員数362万人、興行収入43億円(7月2日時点)のヒットを記録。1作目の映画「ドラえもん のび太の恐竜」からの全42作品のシリーズ累計動員数は1億3000万人を突破している。

日常に当たり前のように存在する“音楽”。しかし、もしも地球から音楽が消えてしまったら――最新作では“音楽”という身近なものをテーマに、地球の危機を救うべく、ドラえもんたちが壮大な物語を繰り広げる。

画像2

本作を手がけるのは「映画ドラえもん のび太の宝島」で「映画ドラえもん」シリーズ史上最高興行収入53.7億円という大ヒットを打ち立て、「映画ドラえもん のび太の新恐竜」の演出も手がけたヒットメーカー・今井一暁。脚本は、テレビアニメ「ドラえもん」の脚本を数多く手掛ける内海照子が担当している。

ティザービジュアルは、宇宙に浮かぶ青い地球を前に、燕尾服(えんびふく)を着て指揮をとるドラえもんと、リコーダーを吹くのび太の姿が映し出されており、新しい大冒険の幕開けを予感させる仕上がりとなった。

映画ドラえもん のび太の地球交響楽」は、24年3月に全国東宝系で公開。今泉監督のコメントは、以下の通り。

今井一暁(監督)】

前作「新恐竜」を作り終えたとき、世界は、新型コロナウイルスによるパンデミックにより、思ってもいなかった姿に変わっていました。直接触れ合い、交流するという人の本然が制限されたとき、より強いストレスを受けたのは子供たちでした。

ある日、家から出られない息子が、テレビを見ながら大声で歌っている姿を見て、強い感動を覚えました。
それは、コンサートを開くことができない中、リモートで各演奏者をつないで、一つの曲を演奏するという内容の番組でした。
音楽が持つ力に打たれると同時に、子供たちがドラえもんと共に音楽の世界を大冒険するというイメージが、私の頭の中で膨らみ始めた瞬間でした。

誰かの音楽を聴くのではなく、自分で楽器に触れ音を出すということが、皆で音を響かせ交じり合うことが、こんなにも楽しいということを、劇場に来た子供たちに体感してもらえたら…!
この「のび太の地球交響楽」というコンサートの演奏者は子供たち一人一人です。
開演まで、もう少しお待ちください!

(映画.com速報)

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2023-07-05 23:00:00Z
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