早見和真の小説を原作とする「95」は、大人が作った社会の仕組みに抗い、大切なものを守りながら1995年の渋谷をがむしゃらに駆け抜けた高校生たちの物語。1995年3月20日、成績優秀で品行方正な高校生だった広重秋久は地下鉄サリン事件をきっかけに人の死に直面し、動揺する。言いようのない感情を抱える中で秋久は、これまで話したことがなかった同級生・鈴木翔太郎に突然呼び出され、強制的にチームに誘われるのだった。高橋が“Q(キュー)”と呼ばれる秋久に扮する。
中川はカリスマ性がありQをチームに誘い入れる翔太郎(通称:翔)役、松本はQが思いを寄せる岸セイラ役、細田は畳屋の息子で明るくムードメーカー的存在の丸山浩一(通称:マルコ)役で出演。翔やセイラの幼なじみ・堺怜王(通称:レオ)と新川道永(通称:ドヨン)を犬飼と関口がそれぞれ演じた。
中川は「がむしゃらにもがいて、殴り合って、笑い合って、駆け抜ける主人公達のエネルギーに、自分もゾクゾクしましたし、こういう青春を過ごせるのも、今しか出来ない!やってみたい!と思わされました」、松本は「この世代の方にはきっと懐かしんでもらえると思いますし、10代の方には彼らの生きる95年がどう映るのか、これから皆さんの感想が楽しみです」とつづっている。細田、犬飼、関口、プロデューサー・倉地雄大のコメントは下記の通り。
「95」はテレビ東京系で4月に放送スタート。毎週月曜23時6分からオンエアされる。映画「桐島、部活やめるってよ」の
テレビ東京開局60周年連続ドラマ ドラマプレミア23「95」
テレビ東京系 2024年4月スタート 毎週月曜 23:06~
※全国どこからでもTVerでリアルタイム配信
※広告付き無料配信サービス・ネットもテレ東(テレビ東京公式サイト、TVer)にて見逃し配信
中川大志 コメント
本作の出演オファーを受けたときの感想、原作・台本を読んでみての感想
がむしゃらにもがいて、殴り合って、笑い合って、駆け抜ける主人公達のエネルギーに、自分もゾクゾクしましたし、こういう青春を過ごせるのも、今しか出来ない!やってみたい!と思わされました。
95年は、自分も生まれる前の時代ですが、ファッションや、音楽カルチャー、街の賑やかさなど憧れるところがたくさんあります。
当時の若者達は、今とは少し感情の出し方が違うのかな、と。その温度感が少しでも伝われば良いなと思いました。
そして、なにより学生時代の後輩でもある、高橋海人くんと共演できるという事も、出演を決めた大きな理由です。
彼のまっすぐで、一生懸命お芝居に向かう姿が僕は大好きです。
演じる役どころの印象
翔は、主人公に大きな影響を与える、いわばカリスマ的存在です。彼の言葉には、どこか吸い込まれる様な魔力があって、秋久をこれまでとは全く別の世界に連れて行きます。彼の中にあるブラックホールのようなものをしっかりと表現したいです。
撮影現場の雰囲気
青春です。僕も久々に制服を着て、最初はかなり照れ臭かったです(笑)。
自分達でアイデアを出し合って、いかに面白くできるか話し合うのも楽しい時間です。
視聴者へのメッセージ
僕自身も、この作品のファンであり、大好きなキャラクター達がたくさんいます。皆さんにも楽しんでいただけるよう、日々の撮影に取り組んでいますので、期待して待っていてほしいです。
それでは、渋谷で会いましょう!
松本穂香 コメント
本作の出演オファーを受けたときの感想、原作・台本を読んでみての感想
もう高校生役をすることは無いと思っていたので正直驚きましたが、10代のまっすぐさと良い意味でがむしゃらな時期を、こうして再び演じられることが純粋に嬉しかったです。
演じられる役どころの印象
私が演じるセイラという女性は、一見大人びていて自立しているように見えますが、実は人一倍不安や寂しさを感じている人だと思っています。そんなセイラの微妙な感情も表現していきたいです。
撮影現場の雰囲気
キャストひとりひとりの個性が強くて、会話を聞いているだけで面白いです(笑)。
みんなのバランスがすごく良くて、穏やかな空気感で撮影出来ています。
視聴者へのメッセージ
この世代の方にはきっと懐かしんでもらえると思いますし、10代の方には彼らの生きる95年がどう映るのか、これから皆さんの感想が楽しみです。ぜひ、ご覧下さい!
細田佳央太 コメント
本作の出演オファーを受けたときの感想、原作・台本を読んでみての感想
原作から、1995年は渋谷も時代も急速に流れ始めたタイミングだったのだと知り、そんな中で「カッコいい大人」になる為に必死に生きていく高校生を演じることができるのは凄く楽しみで仕方が無かったです。
演じる役どころについて
マルコは明るく奔放な男の子なので、重い空気を和ませようとしたり、みんなの中ではおふざけ担当であるなという印象です。しかし、マルコの価値観は普通の男の子と一緒だと思います。なので、マルコは皆が思うQとは違った印象をQに対して感じていると思います。
撮影現場の雰囲気
凄く明るく、楽しい毎日です。意外とチームみんなでふざけたり、高校生らしい会話をするシーンが少ないので、そういったシーンでは特に楽しみながらやれています。
視聴者へのメッセージ
1995年の渋谷。誰がトップに立つ訳でもなく、混沌としたその中で、確かに自分達が生きた証を作ろうと、信念を持って生きた高校生達のお話です。若い世代の方にも、当時高校生だった方にも届く作品だと思うので、彼らの勇姿を見届けて頂けたら嬉しいです。
犬飼貴丈 コメント
本作の出演オファーを受けたときの感想、原作・台本を読んでみての感想
今まで1995年という時代の設定の作品に携わった事が無かったので、純粋にワクワクしました。
台本を読むと、その当時はそんな事があったのかと新たな発見があって楽しかったですし、すごく面白くなりそうだなと思いました。
演じる役どころについて
普段はノリがよく、クールで周りが見える男ですがキレたら手がつけられなくなる二面性があるキャラクターだと思いました。
撮影現場の雰囲気
とても楽しく、和やかです。
同年代付近のキャストで固まってお芝居することがあまりなかったので毎日新鮮に過ごさせていただいてます。
視聴者へのメッセージ
1995年の渋谷を舞台に、必死にカッコよくあろうとした少年たちがどうなっていくのか、毎話毎話楽しみながら観ていただければと思います。
関口メンディー コメント
本作の出演オファーを受けたときの感想、原作・台本を読んでみての感想
今回オファーをいただいて、初めて「95」という作品を知り、脚本、原作を読ませて頂きました。
それぞれ葛藤や悩みを持つ若者たちの青春群像劇に心を打たれたと共に「カッコいい大人」とは一体何なのか?そして自分は「カッコいい大人」になれているのだろうかと考えさせられる内容でした。
時代背景もファッションや音楽含めて、僕が好きな時代なので、そこで役として生きられることは、とても嬉しいことです。
何かに折り合いをつけて生きている人たちのほうが、恐らく多い世の中ですが、そんな人たちに届いて欲しい、触れて欲しい作品です。
演じる役どころについて
ドヨンという役を演じさせて頂きました。原作を読んでみて、どちらかと言うと物静かでクールというイメージでしたが、もう少し年相応の明るさが欲しいということで、城定監督とも相談しながらキャラクターの輪郭を理解していきました。スポーツをしていたり、読書家であったり、自分とも共通点が多く、共感できる部分は多かったように思います。
撮影現場の雰囲気
同世代の共演者も多かったので、打ち解けるまでには、そう時間は掛かりませんでした。むしろめちゃくちゃ速かったと思います(笑)。なので休憩中なども会話は絶えませんでした。それでもシメるところはしっかりシメる。メリハリのある空気感が作れていると思います。
視聴者へのメッセージ
「95」という作品は1995年の渋谷が舞台です。当時のファッションや今でいうところのスマホ(ポケベル)も出てきたりします。当時を経験されてきた方は懐かしく、今の若い子達にとっては、新しさを感じる作品になっています。全力で生きるとは何なのか、カオスな世の中で葛藤を抱える青年たちが教えてくれるはずです。ぜひ最後までこの物語を見届けて欲しいなと思います。
倉地雄大(プロデューサー)コメント
Qちゃんが気後れしてしまうくらいの圧倒的なかっこよさ。そんな仲間たちの筆頭である翔を中川大志さんに演じて頂きました。
改めて中川さんの心に訴えかける強さ、細部まで計算された演技、そして引き出しの幅に、目が離せなくなりました。カリスマ性と溢れる魅力をもつ“翔”は、中川さんのためにあった役ではないかと思わせてくれました。
そして、松本穂香さん。ある映画を観て以来、ずっと追い続けていました。笑顔の中にどこか儚げで影のある表情が印象的で、繊細な演技は飛び抜けています。セイラは松本さん以外、ありえませんでした。
マルコはジャンル問わず幅広く活躍し、瞬間的に空気を変えられる演技をする細田佳央太さん、犬飼貴丈さんには垢抜けた魅力と狂気が入り混じった魅力を持つレオを色気たっぷりに、そして唯一無二の個性とその存在感で、何よりもこの仲間たちを支えるドヨンを関口メンディーさんに演じて頂きます。
Qちゃんを合わせたこの豪華な6人が躍動するドラマ「95」、絶対に面白い化学反応が起きること間違いなしです。皆様に楽しんでもらえるものになるよう、最高のキャスト・スタッフ陣と駆け抜けます!
この記事の画像(全6件)
(c)「95」製作委員会
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2024-02-21 09:00:00Z
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