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大泉洋、主演映画の撮影初日から泣く「稽古で木刀100回振らされ…」本格時代劇で長尾謙杜、堤真一らと共演 - スポーツ報知

 俳優の大泉洋が11日、都内で来年1月17日公開の主演映画「室町無頼」(入江悠監督)の製作発表会見に共演のなにわ男子・長尾謙杜、女優・松本若菜、俳優・北村一輝、柄本明、堤真一らと出席した。

 垣根涼介氏による同名歴史小説が原作。室町時代の応仁の乱前夜の京を舞台に武士階級として一揆を起こした男・蓮田兵衛と、彼の元に集結した“アウトロー=無頼”たちの物語を描く。

 主演の大泉は、会見冒頭で掛け軸を手に「タイトルは『室町無頼』です!」と発表。「戦国時代に入っていく直前の荒廃したカオスな時代。何が起こるか分からない、正直ワクワクしました。痛快ですばらしい映画が完成しております」と胸を張った。

 大泉は、倒幕と世直しをたくらむ主人公役で「史実上、一行だけ名前が出てくる人物です」と説明。50歳の節目に、剣の達人という役柄に挑み「殺陣のシーンが多くて去年の夏はずっと殺陣の稽古でした。僕もう50歳なのに稽古初日から木刀を100回振らされまして…。イン(初日撮影)が立ち回りのシーンで、終わったら泣いてました」と苦労と達成感を回想した。

 京都・太秦で、一揆のシーンなど大勢のエキストラと撮影し「何人呼んでんねん!というくらいとんでもない人数で。砂煙も爆発のシーンもすごいし、スケールは『マッドマックス』ですよ。ここまでスケールの大きな時代劇に関われるのは役者として心躍るものがありました」と超大作であることを明かした。

 兵衛の悪友で宿敵となる骨皮役の堤は「骨太の時代劇。コメディー要素みじんもない一騎打ちのシーンもあり、楽しく洋ちゃんといいものができました」とアピール。兵衛の師匠役の柄本は「時代劇は本当に大好き。日本の宝だと思いますし、太秦にいられて幸せでした。大泉洋主演の『室町無頼』を絶対にヒットさせなければいけません」と力を込めた。

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2024-02-11 07:38:00Z
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