算数で25点をとって大騒ぎ、初めて食べたパイナップルに大騒ぎ…原作漫画では、小学5年生の少女・タエ子の日常がコミカルに描かれている。そして2020年、タエ子は64歳に。30代の娘と10代の孫娘との同居がはじまり、人生が大きく動き始めたタエ子。娘との小さないざこざを抱え、孫にかつての自分の姿を投影し、「昭和のタエ子」に後押しされながら、「令和のタエ子」は、“女優になる!”という新しい夢にむかって一歩を踏み出すストーリー。「昭和のタエ子」こと杉本タエ子を松坂、タエ子の娘・杉本夏希を杏が演じる。
原作漫画ファンに劇場アニメファン、幅広い年齢層の人たちが、それぞれの思い出やそれぞれのタエ子を重ねながら、柔らかい心を取り戻すことができる、「懐かしく」て「新しい」令和のホームドラマ。脚本を担当するのは、『毒島ゆり子のせきらら日記』(TBS)、『コウノドリ』第2シーズン(TBS)、テレワークドラマ『今だから、新作ドラマ作ってみました』第1夜「心はホノルル、彼にはピーナツバター」などの矢島弘一氏。
■松坂慶子のコメント
素敵な作品に出演させていただくことをとてもうれしく思っています。どんな風に作り上げていくのか、とても楽しみです。いまや人生100年の時代、今後30年以上も前向きに生きて行くためのターニングポイントになる大切な日々が描かれるのではないかと思います。大事なのは日々の暮らし。夢を見つけて自分の人生を輝かせることができたら、どんなに楽しいことでしょう! ゆったり年相応に暮らしていたタエ子さんが、家族との絆や出会いによってだんだん心が若々しくなって、まるで子供の頃のように元気いっぱいに天真爛漫に日々を紡いでいくようになる。人は、いくつになっても成長するんじゃないでしょうか。ご覧いただいて、懐かしいあたたかい時間を過ごしていただけたらうれしいです。
■杏のコメント
大好きな作品が、現代を絡めたドラマになると聞き、とてもうれしいです。昭和の古き良き時代に子供だったタエ子が、平成を経て、令和をどのように過ごしているのか。作品の中で描かれ、映るのはそれぞれのキャラクターの人生のほんの一部分で、本当はその前後ともに、ずっと続く時間がある。私が演じさせていただくのは、今回描かれる世代の中ではちょうど真ん中の娘。誰もが子供だったこと、世代を超えて触れ合うことを感じながら参加させていただけたらと思っています。
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2020-08-31 06:32:00Z
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