同作の舞台は、戦後から高度経済成長期にかけての日本。任侠の家に生まれ、数奇な運命で歌舞伎役者の家庭に引きとられた主人公・喜久雄が、芸の道に青春を捧げ、歌舞伎役者としての才能を開花させるさまが映し出される。
俊介は、吉沢演じる喜久雄が引き取られた家の跡取り息子。幼い頃から芸の世界に生き、歌舞伎役者になることを運命づけられた人物で、喜久雄とともに芸を磨きスターダムを駆け上がっていく。
吉沢と同様に踊りの経験がなかった横浜は、2023年3月より、まっすぐ歩くことから稽古から始めた。元極真空手世界チャンピオンの体幹の強さを生かして踊りの腕をめきめきと上げながらも、“歌舞伎の家に生まれた役者に見えるように”との思いで仕事の合間を縫って練習に励み、12月に吉沢と初めて合わせた際にはスタッフ全員が驚くほど息ぴったりの舞踊を見せたという。
横浜は、2022年公開の李監督作「流浪の月」へ出演した際に「俳優人生の転機となった」と語っていた。李はそんな彼について「ひとたび役が宿ると、あの長いまつ毛の下の瞳に情念が見え隠れする」「難役であるほどに研ぎ澄まされていく横浜流星に期待しかありません」とコメントする。
横浜本人は「李組に再び参加できることを光栄に思います」と出演を喜ぶ。そして「歌舞伎の世界を生き、沢山のことを吸収して芝居を磨けたらと思っていますし、最大の敬意を持って歌舞伎役者、大垣俊介を人間臭く生きます」と意気込んだ。
「国宝」は2025年に全国ロードショー。脚本は「八日目の蝉」の
李組に再び参加できることを光栄に思います。歌舞伎の世界を生き、沢山のことを吸収して芝居を磨けたらと思っていますし、最大の敬意を持って歌舞伎役者、大垣俊介を人間臭く生きます。
目指す頂きは途方も無く高いですが、険しい方が自分は燃えますし、喜久雄を生きる吉沢くんと共に刺激し合い、
見えない頂上を目指して一歩一歩着実に歩み、必ず辿り着いて、見たことの無い景色をこの目に焼き付けたいと思います。歌舞伎の魅力を一人でも多くの方々に届けられるよう、キャストスタッフ一丸となって全力で務めますので、ご期待下さい。
ひとたび役が宿ると、あの長いまつ毛の下の瞳に情念が見え隠れする。「流浪の月」では嫉妬の炎がその瞳を歪ませたが、梨園の御曹司という過酷な宿命、流転の人生を背負った瞳の奥には何が立ち顕れるのか。難役であるほどに研ぎ澄まされていく横浜流星に期待しかありません。
この記事の画像(全4件)
https://news.google.com/rss/articles/CBMiI2h0dHBzOi8vbmF0YWxpZS5tdS9laWdhL25ld3MvNTY4NjY40gEA?oc=5
2024-04-09 20:00:00Z
CBMiI2h0dHBzOi8vbmF0YWxpZS5tdS9laWdhL25ld3MvNTY4NjY40gEA
Bagikan Berita Ini
0 Response to "映画「国宝」吉沢亮の親友・ライバル役は横浜流星、歌舞伎界の御曹司に - 映画ナタリー"
Post a Comment