指原苦言「納得がいかない」ＮＧＴ問題会見に語る - 日刊スポーツ

昨年12月にNGT48山口真帆（23）が告白した暴行事件の混乱が、22日にAKSが設置した第三者委員会による調査結果の説明会見が行われても収まらなかった。

HKT48指原莉乃（26）は、24日のフジテレビ系「ワイドナショー」（日曜午前10時）に出演し、「（委員会の説明に）納得がいかない」と思いを語った。

「第三者委員会の存在がよくわからない。AKS寄りの意見になってしまう。誰を立てたらいいのかわからない」と疑問を呈した。指原もAKS会社側には「（問題を）終わりにしていいんですか」と意見していたことも明らかにした。会見まで「待って欲しい」と言われていたが、「それであの会見だったので、何とかしないと」と納得していない気持ちを話した。

23日にツイッターで「メンバーの中にも何を呟いたらいいかわからない後輩がたくさんいると思います。それが一番悔しいです。モヤモヤせずにみんなが、まほほんが、アイドルしてほしいです」とメンバーを気に懸けていた。

説明会見ではAKSの松村匠運営責任者兼取締役らが出席し、事件について報告。一方で会見中に山口本人とみられるツイッターで調査報告に反論する意見が断続的に書き込まれた。両者の主張に食い違いが多く、溝の深さが浮き彫りとなっていた。

指原は1月13日にも「全ての対応がひどかったと思います。彼女に対する対応もそうですし、こうなってしまった後の対応も全てが間違っていたと思います」と厳しい言葉を並べていた。

今回の事件の経緯は次の通り。

▼18年12月8日　山口真帆が新潟市内の自宅マンションに帰宅しようとした際、玄関前で2人組の男性ファンに暴行を受けたとして被害届を提出

▼同9日　男性2人が新潟署に逮捕される

▼同28日　男性2人が不起訴処分に

▼19年1月9日　未明に山口が動画サイトやツイッターで「帰宅時に男2人に襲われました」などと告白。メンバーが関与した可能性も指摘

▼同10日　新潟・NGT48劇場での公演に山口も出演し「このたびはお騒がせしてしまい、申し訳ありませんでした」と謝罪。公演後AKSが公式サイトで「メンバーの1人が、男から道で声を掛けられ、帰宅時間を伝えてしまった」などと説明

▼同12日　新潟・万代島多目的広場で劇場オープン3周年イベントを開催。山口は出演せず

▼同14日　未明に今村悦朗劇場支配人の退任と、早川麻依子新支配人就任などを発表。午前に東京・神田明神で行われたAKB48グループ成人式イベント後、松村匠運営責任者兼取締役らが取材対応

▼同15日　CMキャラクターに起用していた一正蒲鉾が放送の差し控えを発表