これまで回数にこだわらなっていないと言い続けてきた光一だが、同一演目単独主演では森光子さん『放浪記』以外誰も達していない1700回公演という数字に「自分でも振り返りきれない回数」と改めて実感。「1回1回を毎回更新していこうという気持ちで演らせていただいている。いろんなことがありましたけどこの瞬間が一番素敵な瞬間だと、毎日そう思って。すげぇ俺の人生幸せですね!」と笑顔が弾けた。
この日は内博貴、ふぉ〜ゆ〜(福田悠太、松崎祐介)、石川直、梅田彩佳(元AKB48)、前田美波里らメインキャストに加え、昨年ミュージカル『ナイツ・テイル』で共演した俳優の井上芳雄がサプライズで登場。スペシャルアンコールの司会として突然登場した井上に光一は「打ち合わせしようとしたら(スタッフが)全然応えてくれないの。司会の方たてるんで…って」と苦笑しながらもうれしそう。光一は記念のくす玉を割って大量の紙吹雪を一身に浴びた。
井上は「1回1回の舞台って本当に緊張するし、どんな作品も無事終わることは奇跡。しかもこんな舞台。どうかしてるぜ。こんな危険なこともたくさんして、すごい舞台を当たり前でなく、今日できるかなって毎回お風呂に入りながら思って、きょうの1700回を迎えたと思ったらすごい奇跡の積み重ねだなと、本当に尊敬しています」と讃えつつ、最後には「『ナイツ・テイル』のことも思い出して」と茶目っ気たっぷりに付け加え、光一と熱いハグを交わした。
また、終盤には同公演に出演予定だったものの怪我のため降板となったふぉ〜ゆ〜の越岡裕貴が呼び込まれ登場。越岡は「出たい気持ちがあって悔しい思いもしましたが、2ヶ月間しっかり治す期間をいただいて今後に響かないようにさせてくれたのは、光一くんはじめカンパニーのみなさんのおかげ」と感謝。「僕は元気です!」とアピールする越岡を、光一は「今回のキャストの一人というのは間違いないんだから」とステージ上のキャストの並びに迎え入れた。
来年も上演されることとなれば初演から20周年を迎える同公演。光一は「自分も今年40歳に今年なって、この先もまだ『SHOCK』が続くのであれば、なにかこういう形にしなければいけないという提示が今回だった。常に進化しないといけないというジャニーさんの想いも継承しながら演らせていただいておりますけど、今後どういう風に変化していくか、さらにもう1回観たいと思っている作品になるべく自分も頑張ると思いますのでみなさんにとっても『ああ、いい作品だな』とちょっとでも思っていただけたら幸いです」と呼びかけていた。
https://www.oricon.co.jp/news/2132548/full/
2019-03-31 19:00:10Z
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