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『R―1グランプリ』第22代王者・街裏ぴんく、ネタ時間の設定に「4分になったのも勝因。3分だったら負けていた」:中日スポーツ・東京中日スポーツ - 中日新聞

 ピン芸人日本一決定戦の「R―1グランプリ2024」(優勝賞金500万円)が9日、東京・台場のフジテレビで行われ、芸歴20年目の街裏ぴんく(39)が優勝し、第22代王者に輝いた。優勝が決まった瞬間、手で顔を覆い涙を流した街裏ぴんくは「R―1には夢があるんですよ」と絶叫した。

R-1グランプリ2024で優勝し、トロフィーを手にポーズを決める街裏ぴんく

 今大会は過去最多の5457人がエントリー。決勝には4年連続となった寺田寛明(33)、初めて決勝に駒を進めた真輝志(29)ら9人が進出した。今年は芸歴制限が撤廃され、さらにネタ時間が3分から4分に拡大し激戦が繰り広げられた。

 5人の審査員が500点満点(100点×5人)で審査したファーストステージではルシファー吉岡(44)が475点、街裏ぴんくが471点、唯一の女性で「THE W」王者の吉住(34)が470点を記録し、ファイナルステージに駒を進めた。架空の話を現実のように話す”ホラ漫談”を武器に「温水プールで石川啄木らに出会った」ネタで高得点をマークした街裏ぴんく。年間約300本の漫談を行い、腕を磨いてきた実力をいかんなく発揮した。

 ファイナルで「モーニング娘。の初期メンバー」のネタを披露しさらなる爆笑を誘い、決選投票で審査員5人のうち3票を獲得し優勝した。

 大会後の会見では「20年やめずにやってきて良かった。本当にお笑いが好き、漫談が好き」と笑顔。普段は10分、15分の漫談も披露しているといい、ネタ時間が4分に変わったことで「4分になっても変わらないと思っていたが全然違った。4分になったのも勝因。3分だったら負けていた」と分析した。常連芸人もファイナルに進めなかったレベルの高い大会を制し「この大会で優勝できたのは大きい」と胸を張った。

 ♠街裏ぴんく(まちうらぴんく) 1985年2月6日生まれ、大阪府出身の39歳。トゥインクル・コーポレーション所属。主な受賞は「Be―1グランプリ2022」優勝。R―1では2017、20年に準々決勝、19年に準決勝に進出した。趣味はラップを聞くこと。特技は全有名人の目撃情報を話せる。身長178センチ、体重106キロ。血液型はB。

◆R―1歴代優勝者◆
開催回 (時期)   優勝者   エントリー数
第1回 (02年) だいたひかる 339人
第2回 (04年) 浅越ゴエ 609人
第3回 (05年) ほっしゃん。 1239人
第4回 (06年) 博多華丸 1791人
第5回 (07年) なだぎ武 2183人
第6回 (08年) なだぎ武 2731人
第7回 (09年) 中山功太 3400人
第8回 (10年) あべこうじ 3539人
第9回 (11年) 佐久間一行 3572人
第10回 (12年) COWCOW多田 3612人
第11回 (13年) 三浦マイルド 3684人
第12回 (14年) やまもとまさみ 3715人
第13回 (15年) じゅんいちダビッドソン 3751人
第14回 (16年) ハリウッドザコシショウ 3786人
第15回 (17年) アキラ100% 3792人
第16回 (18年) 濱田祐太郎 3795人
第17回 (19年) 粗品 2542人
第18回 (20年) 野田クリスタル 2532人
第19回 (21年) ゆりやんレトリィバァ 2746人
第20回 (22年) お見送り芸人しんいち 3199人
第21回 (23年) 田津原理音 3537人
第22回 (24年) 街裏ぴんく 5457人

【注】カッコ内は決勝が行われた年

◆R―1決勝進出者◆

 回  名前     所属事務所
(初) 真輝志(29) 吉本興業
(6) ルシファー吉岡(44) マセキ芸能社
(初) 街裏ぴんく(39) トゥインクル・コーポレーション
(3) kento fukaya(34) 吉本興業
(4) 寺田寛明(33) マセキ芸能社
(3) サツマカワRPG(33) ケイダッシュステージ
(3) 吉住(34) プロダクション人力舎
(初) トンツカタンお抹茶(34)  プロダクション人力舎
(初) どくさいスイッチ企画(36) 無所属

【注】カッコ内は決勝進出回数。丸数字は年齢

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2024-03-09 13:29:26Z
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