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朝ドラ「虎に翼」に前作「ブギウギ」りつ子登場 同じ時代・世界の2作出演に「役者冥利」 - 産経ニュース

「虎に翼」に登場した茨田りつ子(菊地凛子)=中央(C)NHK
「虎に翼」に登場した茨田りつ子(菊地凛子)=中央(C)NHK

伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説「虎に翼」の27日(木)放送の第64回に、朝ドラの前作「ブギウギ」の登場人物、茨田りつ子が出演した。菊地凛子が演じたりつ子は、「ブギウギ」の主人公・福来スズ子(趣里)のライバルであると同時に、よき理解者。今回は「虎に翼」の主人公・佐田寅子(ともこ)が準備してきたコンサートへの出演が決まった。もちろん「ブギウギ」と同じく人気歌手という設定になっている。

寅子は上司の多岐川幸四郎(滝藤賢一)とともに、誕生してまもない家庭裁判所を広く知ってもらうための「愛のコンサート」の準備に奔走。出演する歌手の選定に苦慮してきたが、以前の上司である久藤頼安(沢村一樹)のつてで、りつ子が出演することに。りつ子は家庭裁判所のポスターのモデルも快く引き受けた。

りつ子のモデルは「ブルースの女王」と呼ばれた淡谷のり子さん(1907~99年)。スズ子のモデルとなった笠置シヅ子さん(1914~85年)より7つ上の先輩歌手だった。

一方、寅子のモデルの三淵嘉子さん(1914~84年)は、笠置さんと同い年。「ブギウギ」も「虎に翼」も、戦禍によって愛する家族を失い、戦後の社会に希望を見いだしていく主人公の姿を描いている。

だが、単に同じ時代を舞台とするだけでなく、「虎に翼」制作統括の尾崎裕和チーフプロデューサーによると、2作は「同じ世界」だという。このため劇中では多岐川がスズ子の名前を口にするだけでなく、スズ子が活躍した「梅丸少女歌劇団」や、所属先の「コロンコロンレコード」も登場してきた。今回のりつ子の登場シーンの脚本も、「ブギウギ」を担当した足立紳が協力しているという。

3カ月ぶりの朝ドラ登場となった菊地は「ひさしぶりに〝朝ドラ〟の舞台に戻ってまいりました。『ブギウギ』から『虎に翼』、別の作品ですが、同じ時代、しかも同じ役を再び演じられるのは本当にうれしく、役者冥利に尽きます」と喜びをにじませた。

菊地演じるりつ子はいよいよ「愛のコンサート」が開催される28日(金)放送の第65回にも登場する。

28日放送の第65回のあらすじ

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2024-06-27 03:00:00Z
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